米CAは5月16日(現地時間)、社名を「CA Technologies」に変更したと発表した。米ネバダ州ラスベガスで同日から開催の年次カンファレンス「CA World 2010」で、新社名、新ロゴおよび企業ブランドの改革戦略、新デザインの企業Webサイトを披露した。
新社名への変更は、IT環境の管理と保護および、顧客に柔軟なITサービスを提供していくという同社の姿勢を明確に示すのが目的という。ビル・マクラッケンCEOは「この社名は、ビジネスの俊敏性向上ソリューション提供における第一人者としての当社の過去と未来の両方を体現している」と語った。
マクラッケンCEOは基調講演で「仮想化とクラウドコンピューティングは、企業が市場および顧客の需要の激しい変化への対応を可能にする。われわれは、顧客がこの重要な転換点で競争上の優位性を獲得することを支援していく」と語った。同社はカンファレンスで、新たなメインフレームソフトウェアを含む新技術、新製品を発表する計画だ。
同社は順次各国で社名変更に関連する広告キャンペーン、Webサイトのリニューアル、オンラインマーケティングを展開していく計画だ。
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