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MicrosoftとVirnetXのVPN特許訴訟、2億ドル支払いで和解
MicrosoftがVirnetXからVPN技術のライセンスを取得し、ライセンス料として2億ドルを一括で支払うことで決着がついた。
米Microsoftと米VirnetX Holdingsは5月17日(現地時間)、係争中の2件の特許訴訟で両社が和解に達したと発表した。
Microsoftが対象となっているVPN関連特許のライセンスをVirnetXから取得し、ライセンス料として2億ドルを一括で支払う。このほかの和解条件については明らかにしていない。
VirnetXは2007年2月、MicrosoftがVirnetXのVPN技術に関する特許2件を侵害しているとしてMicrosoftをテキサス東部地区連邦地方裁判所に提訴した。連邦地裁は2010年3月に、Microsoftの特許侵害を認め、1億575万ドルの損害賠償支払いを命じたが、VirnetXはその直後、Windows 7を対象とする新たな訴訟を起こしていた。
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