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Adobe、ReaderとAcrobatの臨時アップデートを公開
最新版のReader/Acrobat 9.3.4ではコード実行に利用される恐れのある深刻な問題を解決した。
米Adobe Systemsは8月19日、予告通りにReaderとAcrobatの臨時アップデートを公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。
同社のアドバイザリーによると、今回のアップデートでは整数オーバーフローの脆弱性を修正したほか、ソーシャルエンジニアリング攻撃を回避する措置を取った。いずれの問題も悪用された場合、コードを実行される恐れがあった。
脆弱性はAdobe Reader/Acrobat 9.3.3までのバージョンに存在する。これら脆弱性を解決した最新版は、Adobe Reader 9.3.4(Windows、Mac、UNIX向け)、Acrobat 9.3.4(Windows、Mac向け)、Reader/Acrobat 8.2.4(Windows、Mac向け)となる。
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