CA Technologiesは11月29日、データセンターでのITリソースの管理や作業を自動化するためのソフトウェア製品スイート「CA Automation Suite for Data Centers R12.6 日本語版」を発表した。
CA Automation Suite for Data Centers R12.6は、サーバのプロビジョニングを自動化する「CA Server Automation」、構成管理プロセスを自動化する「CA Configuration Automation」、 ITプロセスの自動化やオーケストレーションを行う「CA Configuration Automation」、ネットワークの設定や構成管理、変更管理を自動化する「CA Network Automation」の4製品で構成される。
同社によれば、データセンターにおける管理業務などのプロセスを自動化することで、ITサービスの迅速な提供や、人為的な作業の削減に伴う運用管理者の生産性の向上が実現するほか、人的な過失というリスクを低減させるとしている。
CA Automation Suite for Data Centers R12.6は、Cisco Systemsのサーバ「Cisco Unified Computing System」やNetAppのストレージ管理製品とも一体的に連携動作できるという。
参考価格は100物理CPUソケット当たり1500万円(税別)で、10物理CPUソケットでの「スタータ・パック」(税別250万円から)も提供する。同社では企業グループのITリソースを管理する情報システム企業やデータセンター事業者、プライベートクラウド環境を運用する企業などでの利用を見込んでいる。
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