Twitterアプリ、シンプルで分かりやすいデザイン変更
TwitterのモバイルアプリおよびWebアプリのデザインが変更された(ローリングアウト中)。アカウント切り替えが手軽になり、返信アイコンがフキダシになるなど、細いが使いやすさにつながる改善が施された。
米Twitterは6月15日(現地時間)、Android、iOS、Tweetdeck、Twitter Lite、Twitter.comのデザインを変更したと発表した。向う数日をかけて“ローリングアウト”していく。
今回のデザイン変更では、使いやすさ、速さ、軽さに重点を置き、ユーザーからの多くのフィードバックやアイデアを反映させたという。
例えばツイートへの返信のアイコンがこれまでは矢印だったが、これを削除あるいはバックという意味だと受け取るユーザーがいたため、フキダシの形に変えた。
「ホーム」の追加
タイムラインの左上に円形の自分のプロフィール画像が表示され、ここをタップすると左横から「ホーム」ナビゲーションメニューがスライド表示される。ここには、プロフィール、別アカウントへの切り替え、設定、プライバシーなどがまとまっている。ホームはAndroidには以前からあったが、プロフィール画像のタップによる別アカウントへの切り替え機能はなかった。
リンクのタップでTwitter内でSafariが開く(iOSのみ)
ツイート内のURLをタップ(クリック)すると、Twitterを離れずにSafariが開き、ページが表示される。サインイン済みのWebサイトへのアクセスが簡単になる。
見出しを見やすく、プロフィールは円形に
ツイートの見出し部分を太字にし、プロフィールアイコンを四角から円に変えることで誰がどんな話をツイートしたかが分かりやすくなる。
「いいね」の数のリアルタイム更新(Twitter.comとTwitter Liteにはなし)
「返信」「リツイート」「いいね」の数が(ほぼ)リアルタイムで更新されるようになる。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
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