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Googleマップ、近所のバリアフリー情報追加がより簡単に
Googleマップのバリアフリー情報の追加が従来よりやりやすくなった。「不足している情報の提供」をタップすると現在地の近くで情報追加が必要なビジネスが表示される。
米Googleは7月6日(現地時間)、「Googleマップ」のビジネスがバリアフリーかどうかの情報を一般ユーザーが追加しやすくしたと発表した。
同社は2015年から、ユーザーがマップに情報を追加する「ローカルガイドプログラム」を提供しており、これまでも自分が訪れたビジネス(ショップやレストラン)についての情報を追加できるようになっていた。
新機能では、ユーザーはAndroid版Googleマップのメニュー(≡)→「自分の投稿」→「不足している情報の提供」をタップすることで、現在地の地図上に、情報が不足しているビジネスのスポットが(+)アイコンで表示される。
ここで「バリアフリー」を選び「バリアフリーの設備はありますか?」などの質問に答えていく。
こうして集められたバリアフリー情報は、Web、iOS、Android版Googleマップのビジネス検索結果の「バリアフリー」という項目に表示される。
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