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Adobe、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを予告 11月14日に公開
AcrobatとReaderのセキュリティアップデートは米国時間の11月14日に公開される。この日はMicrosoftの月例セキュリティ情報も公開される見通しだ。
米Adobe Systemsは、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを米国時間の11月14日に公開すると予告した。この日はMicrosoftの月例セキュリティ情報も公開される見通しだ。AdobeがAcrobatとReaderのほかに、Flash Playerなどのアップデートを公開する可能性もある。
Adobeによると、14日のセキュリティアップデートはWindowsとMac向けに公開され、AcrobatとReaderに存在する複数の深刻な脆弱性に対処する。
脆弱性はAcrobat DC/Acrobat Reader DC(連続トラック)の2017.012.20098までのバージョンと、Acrobat 2017/Acrobat Reader 2017の2017.011.30066までのバージョン、Acrobat DC/Acrobat Reader DC(クラシックトラック)の2015.006.30355までのバージョン、およびAcrobat XI/Reader XIの11.0.22までのバージョンに存在する。
優先度はいずれも「2」と位置付けており、現時点で脆弱性を突く攻撃の発生は確認されていない。
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