残念ながら,任天堂やSCEJ,MSらの出展がない「おおさかゲームまつり」に,セガとともにプラットフォームメーカーとして参加したバンダイは,ワンダースワンの試遊台を50台以上も持ち込んだ。
ブースに飾られた巨大なスワンの画面には,「デジモン」や「ガンダム」などのWS用最新タイトル群のデモ映像が流れ,小学生たちが食い入るように見ていたのが印象的。
各種「デジモン」のソフトがプレイできるが,今回の目玉は,初のワンダーウェーブ対応ソフト「デジタルパートナー」。ワンダーウェーブは,ワンダースワンとPSや玩具などとの間で赤外線通信が行える周辺機器だ。
今回の「おおさかゲームまつり」では,ワンダースワンで育てたキャラをPS版「ポケットデジモンワールド」で使える,というデモを行っている。
地元・カプコンのブースでは,ゲーム出展はビデオ映像のみ(試遊機コーナーには多数出展)。その代わり,携帯電話用の着メロダウンロード機器をメインにデモしていた。
展示担当によれば,「カプコンは,ゲーム以外の事業にも色々力を入れているということをPRしたかった」としている。確かに若い女性などの来場者も多かったようだ。
物販コーナーの未来蜂歌留多商会ブースでは,カードゲーム「名探偵コナン」と「ドンキーコング」の販売&体験会が行われている。
黄色いジャンパーを着たスタッフが,カードゲームの楽しみ方を子どもたちに実演を交えながら説明している横で,お父さんやお母さんも一緒に楽しんでいる姿が微笑ましい。
「Kanon」のTシャツなどゲーム関連のアパレル関係製品を多く抱えるコスパや,ご存知「ぷよまん本舗」で知られるコンパイルらも,この物販コーナーに出展しており,おみやげコーナーとして人気を博していたぞ。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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