■いちばん近道なLinuxマスター術
第2回:起動スクリプトを知って基礎を理解しよう 連載第1回目では,Linuxの起動プロセスを紹介した。今回は,FreeBSDとSolarisの起動プロセスを解説しよう。UNIXは起動プロセスを知ってこそ,基礎が理解できることを忘れないでほしい。FreeBSD,Solaris共にLinuxの起動プロセスとの共通点はあるものの,それぞれ特有の部分も多いのだ。

起動スクリプトを知って基礎を理解しよう〜
FreeBSD/Solaris編〜

 起動プロセスはFreeBSDやSolarisであっても,Linuxと同じくinitがいちばん最初に起動される。今回は,2つのOSでの処理内容を紹介していこう。まず最初はFreeBSDの起動処理パターンだ。

  1. /kernelを実行
  2. /sbin/initを実行
  3. /etc/rcを実行
  4. /etc/ttysを実行

 FreeBSDは,initの最後に「/etc/rc」というファイル名のシェルスクリプトを実行する。このrcスクリプトに記述された順番に起動処理が行われるのだ。rcスクリプトの処理が終わると,「/etc/ttys」スクリプトを実行し,「login:」というログインプロンプトを表示してユーザーのログイン待ち状態になる。FreeBSDでは,ほとんどの起動処理がrcスクリプトの中で行われることを覚えておこう。

 どのような初期化を行うかは,rcスクリプトの最初で読み込む/etc/rc.confによって設定する。このファイル内に設定を記述することにより,特定のプログラムを起動させることが可能だ。このため,rc.confファイルは管理者がもっともよく知らなければならないファイルの1つといえる。

 rcスクリプトの処理プロセスを具体的に追っていこう。rcスクリプトでは,おもに次のような処理が順番に行われている。ただし,例として挙げている内容のため,SendmailなどのMTAは,インストール環境によって異なるため注意が必要だ。

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2000年8月31日更新


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