■いちばん近道なLinuxマスター術
Red Hat Linuxを始めとした近年のLinuxディストリビューションでは,X Window上利用できるGUIツールが充実している。従来からのエディタを使ったテキストファイル編集による設定はあるものの,現在はGUIで行えるという選択肢が1つの方法として認知されつつある。
しかし,従来からの設定方法とGUI設定ツールによる方法を混在し始めると,GUIツールの場合見えない裏側で書き換えられる可能性が高い。このため,例えば手作業で書き換えた内容を思いもかけずGUIツールが上書きしてしまうなどの弊害が生じてしまう。
いくら手間軽減のためにGUIツールを使い始めても,このような状況を理解していなければ問題を回避できなくなってしまう。
後編では,ネットワークに関する設定についてGUIツールの設定とテキストによる編集を対比させていくことにしよう
実は,ネットワークを設定するツールはシステムツールよりもやや複雑だ。Red Hat Linux 7.2では,「インターネット接続ウィザード」「ネットワーク設定」「ファイアウォール設定」「lokkitファイアウォール」の4つの設定ツールが用意されているが,それぞれの設定ツールで変更される内容が設定ファイルに重複するからだ。