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> Windows 2000 Professional インストール攻略

icon(9)インストール先パーティションの選択

 次に,Windows 2000 Professionalをインストールするパーティションを選択する(Fig.10)。この画面では,必要に応じてパーティションを新規に作成したり,既存のパーティションを削除したりと,パーティションを編集することができる。あとからパーティションのサイズを変更することはできないので,十分に余裕のあるパーティションを確保してほしい。確保すべきパーティションの容量は,最終的にどれだけのサービスを稼働させるかによっても異なるが,「650M+物理メモリ容量×2」バイト程度は確保しておきたい。

Fig.10 インストール先パーティションの選択

fig10.gif

 パーティションを新規作成するには,カーソルキーで未使用領域を選択して[C]キーを押し,パーティションサイズを入力する。パーティションを削除するには,カーソルキーの上下で削除したいパーティションを選択して[D]キーを押したあと,最終確認して[L]キーを押す。

icon(10)パーティションのフォーマット

 手順(9)で[C]キーを押して新規パーティションを作成するように選択した場合は,FATかNTFSでパーティションがフォーマットされる(Fig.11)。また,既存のFATパーティションを選択した場合は,FATのまま利用するかNTFSに変換するかを選ぶことができる。ファイルシステムはFATでもよいが,既存のオペレーティングシステムとデュアルブートするつもりがなければ,信頼性が高くセキュリティも設定可能なNTFSでフォーマットしたほうがよい。なお,FATファイルシステムは,あとからCONVERT.EXEというプログラムでNTFSに変換することもできるので,この段階で無理にNTFSを選択する必要はない。

Fig.11 ファイルシステムの選択

fig11.gif

icon(11)ファイルをコピーして再起動する

 既存のFATパーティションやFAT32パーティションが存在する場合は,それらをNTFSに変換するかどうかを尋ねられる。Windows 98やWindows 95とデュアルブートさせたい場合には,ここでファイルシステムを変換してしまうと,二度と起動できなくなるので,十分に注意してほしい。

 ファイルシステムにかかわる設定が完了すると,CD-ROMの\I386フォルダ以下のファイルがハードディスクにコピーされる(Fig.12)。コピーが終了した段階でコンピュータが再起動されるので,あとは「Windows 2000セットアップウィザードの実行」に従ってインストール作業を進める。

Fig.12 ファイルをコピーして再起動

fig12.gif

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