3.2.2 ソフトウェアの設定
ソフトウェアの設定ポリシーは，［コンピュータの構成］ノードと［ユーザーの構成］ノードの双方に用意されている。前者は，特定のコンピュータにログオンするすべてのユーザーに適用されるものであり，後者は，どのコンピュータにログオンするかに関係なく，ユーザーに適用されるものである。
前者の機能を使ってコンピュータにアプリケーションを割り当てると，コンピュータの起動時に自動的にそのアプリケーションがインストールされる。後者の場合は，［割り当て］モードと［公開］モードの2種類があり，［割り当て］モードに設定されている場合はユーザーが［スタート］メニューからアプリケーションを選択するか，あるいはそのアプリケーションと関連付けられているドキュメントを開こうとしたときに自動的にそのアプリケーションがインストールされる。これに対して［公開］モードが設定されている場合には，ユーザーが［コントロールパネル］の［アプリケーションの追加と削除］を使用して自主的にインストールしようとしたときか，アプリケーションと関連付けられているドキュメントを開こうとしたときに，該当するアプリケーションがインストールされる。
Fig.3-2 ソフトウェアインストールのプロパティ
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