エヌフォー、「Nokia 9210i」向け日本語環境ソフトを開発エヌフォーは、NOKIA製のSymbian OS搭載でキーボード付きのPDA型通信端末「Nokia 9210i」向けの日本語環境ソフトを発表した。近くプレビューリリース版の先行販売を行う
エヌフォーは12月19日、NOKIA製のSymbian OS搭載通信端末「Nokia 9210i Communicator」向けの日本語環境ソフト、「UniFEP for Communicator」を開発、12月24日からプレビューリリース版を販売する。価格は9800円で同社のオンラインストアでダウンロード販売される。
「Nokia 9210i」は、Symbian OSを搭載し、小型のキーボードや4096色表示可能なハーフVGAのカラー液晶を備えたPDA型の通信端末。インターネット、電子メール、スケジュール機能、ワープロ、表計算などの機能を利用できる(6月26日の記事参照)。 ヨーロッパ、アフリカ、アジア太平洋地域のGSM 900M/1800MHzネットワークに対応しており、ノキア・ジャパンが海外利用の多いユーザー向けに「Nokia store」や「club NOKIA」で販売している(11月14日の記事参照)。 「Nokia 9210i Communicator」は、英語版の「Nokia 9210i Communicator」に日本語フォントとインプットメソッドをインストールすることにより、端末に搭載されたPIM機能の予定表や住所録、ワープロソフト、表計算ソフトなどで日本語の利用を可能にする。 日本語入力は連文節変換に対応したインライン変換が可能。インストール後も速度の低下を感じさせないよう、Symbian OS v6.0向けに最適化されている。 エヌフォーは、「日本人のユーザーが(現実的に)利用できる環境を提供するため」(エヌフォー)プレビューリリース版の先行ダウンロード販売を行うという。正式版のリリース時期は未定で、プレビュー版ユーザー向けには優待アップグレードを予定している。 動作環境は、空きメモリ2.8Mバイト以上の「Nokia 9210i Communicator」。日本語フォント用に1.3Mバイトの本体メモリが必要となる。入力エンジンや変換辞書はメ モリカードへのインストールも可能。 端末へのインストールに必要な環境は、「PC Suite for Nokia 9210i Communicator」が動作するWindowsマシンまたはマルチメディアカードが読み書きできる環境。
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