FOMAカードが青から緑にFOMAのUSIMチップ「FOMAカード」がバージョンアップしている。バージョンが1から2になるに伴い、色も青から緑に変わった
NTTドコモは、FOMAの機能を段階的に向上させる。それに伴い、端末やFOMAカードと呼ばれるUSIMチップ(2001年10月の記事参照)も仕様が変更されつつある。
これまで青色だったFOMAカードが、新規契約のものから緑色に変わりつつある。これは、今後開始が予定されているPDCとのデュアルモード端末(3月14日の記事参照)や国際ローミングサービス(2002年12月の記事参照)に対応するためだ。青色のものをバージョン1、緑色のものをバージョン2と呼び、新機能の中にはバージョン2が必須のものもある。 FOMAカードは、今後次第に緑色が主流になっていく見込みだ。ドコモは「すべてではないが、緑色が基本」だとしている。 ただし、ユーザーがバージョンの違いを意識するのは、デュアルモード端末「FOMA N2701」の登場以後になるだろう。現在青色のFOMAカードを持っているユーザー向けには、「バージョン2対応の端末に買い換える時に、無償で緑色のFOMAカードに交換するよう検討している」(ドコモ)。 もちろん、今すぐにでも緑色のFOMAカードがほしいというユーザーは3000円で交換することもできる。ただし、「バージョン1とバージョン2では、現行の端末上での差違は全くない」(ドコモ)。
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