Mobile:NEWS 2003年12月18日 11:32 PM 更新

“刀”をイメージした最軽量端末〜「N900i」

900iシリーズは、デザインに注力したことがウリ。中でもN900iは、その名も「ARCLINE」という美しい曲線が印象的な折りたたみ型端末に仕上げられた。カメラには100万画素スーパーCCDハニカム(記録画素数200万画素)を採用している。

 NEC製の「N900i」は、「ARCLINE」と名づけられた美しいボディラインが特徴のメガピクセル端末。オーソドックスな折りたたみ型ながら、「200万、300万人に手にとってもらえるような」洗練されたデザインにこだわった。重さも115グラムと900iシリーズ中、最軽量だ。

 有効画素数100万画素のスーパーCCDハニカム(記録画素数200万画素)も、背面に自然な形でレイアウトされ、マクロ切り替えスイッチもレンズ周りになじむ形で装備。多機能ながらすっきりしたデザインに仕上げられている。

 なおNECは3GでLinux OSを採用するとしているが(12月3日の記事参照)、N900iでは「独自OSを採用している」(ドコモ説明員)という。


N900iの液晶部と背面、ダイヤルキー部分。インカメラは10万画素CCDで、液晶面の左上に装備される


マクロ切り替えスイッチはレンズ周りにレイアウトされている(左)。ツートンカラーが特徴のN900iでは、miniSDカードスロットのカバー部分も2色に塗り分けられている(中)。方向キー部分には、従来のFOMA同様、ニューロポインタを採用(右)


開いたときの微妙な曲線が大きな特徴。シルバーは“刀”をイメージしたという


背面液晶は縦長の0.96インチ4096色表示のSTN液晶。通常は時計などが表示され、自分撮りの際には液晶上部に小さく顔を表示させられる。「N251iS」の自分撮りと同様だ

記録画素数200万画素の100万画素スーパーCCDハニカムを搭載

 N900iに搭載されたのは、富士写真フイルム製の100万画素スーパーCCDハニカム。八角形の受光素子を市松格子状に並べて、信号処理で解像度を向上させる技術(2002年7月3日の記事参照)。この技術の採用でN900iの静止画は、記録画素数が200万画素になる。

 カメラメニューには、静止画撮影用モードとして「フォトモード」と「メガピクセルフォト」がある。フォトモードでは640×480ピクセル、352×288ピクセル、240×269ピクセル、176×144ピクセル、128×96ピクセルでの撮影が可能。メガピクセルフォトは1616×1212ピクセル、1280×960ピクセルの2種類が用意される。撮影環境に最適化された写真が撮れる撮影モードも5種類用意されている。


左がカメラメニュー。右は5種類の撮影モード。カメラモードの中にある「チャンスキャプチャ」は新たに搭載された動画の機能。チャンスキャプチャに設定しておくと、設定している間は動画がキャッシュされ続け、「今、撮っておけばよかった」と思ったときに停止ボタンを押すと、停止ボタンを押した瞬間から何秒か遡って動画を保存できる。「例えば花火などを見ているとき、『今のを撮っておけばよかった』と思った瞬間に停止ボタンを押せば、撮っておきたかった花火のシーンを保存できる。撮りたい瞬間を逃さない動画機能だ」(ドコモ説明員)


左が静止画撮影画面、右がテレビ電話画面

ドラクエがプリインストール、ツインウィンドウも装備

 N900iには、iアプリの大容量化に伴い完全移植された「ドラゴンクエスト1」がプリインストールされている。

 N505iで採用された「ツインウィンドウ」も装備。受信メール閲覧画面でメニューから「参照返信」を選べば、受信したメールの内容を見ながら返信の文面を書くことができる。

 またFOMAカードを差し替えれば端末を変更できるFOMAで生きる「SD-PIM」機能を搭載。この機能を使ってminiSDカード内に電話帳やスケジュール、受信メールなどをバックアップしておけば、「ほかの端末に乗り換えたとき、miniSDにバックアップしたデータを簡単に端末側に持っていける」という。


ドラゴンクエスト1がプリインストールされる。「遊んだデータは保存できるので、復活の呪文をメモしておく必要はありません」(ドコモ説明員)


ボイスサーチや読み上げ機能、ボイスレコーダーなどN505iSで搭載されている機能は乗っていないが、ツインウィンドウは引き続き搭載されている。「SD-PIM」は、SIMの差し替えで端末を乗り換えられるFOMAで生きる機能だ

機種名N900i
サイズ(幅×高さ×厚み)48×102×26ミリ
重さ115グラム
連続通話時間140分
連続TV電話時間90分
連続待ち受け時間300時間
アウトカメラ100万画素スーパーCCDハニカム(記録画素数200万画素)
インカメラ10万画素CCD
外部メモリminiSD
メインディスプレイ2.2インチ6万5536色TFT液晶・QVGA
サブディスプレイ0.96インチ4096色STN液晶
ボディカラーオレンジ/シルバー/ブラック



関連記事
▼ “本気”のFOMA「900i」発表
NTTドコモがFOMA「900iシリーズ」5機種を発表。iアプリやFlashが大容量化、全端末が有効100万画素以上のカメラを搭載するなど、505iシリーズを上回る“本気”の3G端末となった。

▼ 究極のiモード〜FOMA「900i」5機種が発表
2004年2月には、FOMAの新シリーズ「900i」が登場する。カメラや端末の重さ、待受時間などさまざまな面で、ムーバと同等の仕様とし、コンテンツなどのサービス面では505iを上回る。

▼ 900iシリーズは「505i」にどこまで追いついたか
バッテリーの持ちや端末機能についても、「FOMAだから……」という妥協なく作られた「900iシリーズ」。重さや端末機能を比較しながら概観していこう。

[後藤祥子, ITmedia]

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



Special

おすすめPC情報テキスト

モバイルショップ

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!