高画質なテレビを手のひらに――「AQUOS PHONE Xx SoftBank 206SH」の“フルセグ”を徹底活用しよう(1/2 ページ)

シャープのソフトバンク向け最新スマートフォン「AQUOS PHONE Xx SoftBank 206SH」は、最先端のスペックもさることながら、一般の家庭で見ているテレビ放送と同じ画質の「フルセグ」を視聴できるのが大きなトピック。スマホならではのフルセグの楽しみ方を紹介しよう。

» 2013年06月28日 09時30分 公開
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 シャープの「AQUOS PHONE Xx SoftBank 206SH」は、ソフトバンクモバイルのスマートフォンラインアップの中で高いスペックを誇る「Xx(ダブルエックス)」シリーズの最新モデル。高精細な5インチフルHD(1080×1920ピクセル)、高密度(440ppi)ディスプレイや、今夏スマホでは最大クラスとなる3080mAhの大容量のバッテリー、1.7GHz駆動のクアッドコアCPU(APQ8064T)を搭載し、約1310万画素カメラにはF値1.9の明るいレンズを採用する。明るく鮮明な画面表示と省電力化を両立した「S-CG Silicon液晶システム」の搭載などにより、2日以上の使用が可能な、高性能かつ省電力なモデルだ。特に注目したいのが、一般の家庭で見ているテレビ(地デジ)放送「フルセグ」を視聴できること。

photophoto シャープ製の「AQUOS PHONE Xx SoftBank 206SH」。ボディカラーはラスターホワイト、ブルー、ブラック

家庭用テレビ向けの“地デジ”が見られる

 まず、フルセグとは何か、あらためて確認しておこう。日本の地上デジタル放送では、1チャンネルに割り当てられる周波数帯域が、13のセグメントに分割されて使われている。放送波の13セグメント中の1つを使って放送されているのが、フィーチャーフォンからおなじみ、携帯端末向け地上デジタル放送の「ワンセグ」(1セグ)だ。それに対し、家庭にある据え置き型テレビ向けのハイビジョン放送、いわゆる普通の“地デジ”は、残りの12セグメントを“フル”に使って行われるので、ワンセグに対比して「フルセグ」と呼ばれる。

photo フルセグに対応した206SH。一般のテレビと同じ地デジ放送を、5インチの大きく高精細なディスプレイで視聴できる

 ワンセグ映像の解像度がQVGA(320×240/320×180ピクセル)、フレームレートが15fpsのところ、フルセグは1080i(1440×1080ピクセル)、フレームレートも30fpsで、高精細で滑らかな映像を視聴できる。従来の携帯電話は、その性能に合わせてワンセグ機能を搭載してきたが、スマートフォンはディスプレイ解像度が上がってきたため、ワンセグを映すと映像が粗くなってしまう。携帯端末向けテレビ放送のスペックを、スマホが追い越してしまったわけだ。そのような状況で、206SHはフルセグに対応。放送波を受信できる場所であれば、一般のハイビジョンテレビと同等の高画質なテレビ映像をどこでも視聴できる。

 ところで、家庭のテレビで地デジ放送を視聴する場合はB-CASカードを挿す必要があるが、206SHにはカードを挿すスペースがない。それでも地デジを視聴できるのは、ソフトウェア制御でB-CASカードを挿したのと同じ状態になる仕組みが整ったからだ。したがって206SHの端末さえあれば、すぐにフルセグを視聴できる。

卓上ホルダで快適に視聴できる

 206SHはもちろんワンセグにも対応しており、フルセグとワンセグはどちらも「テレビ」アプリで視聴する。初回のアプリ起動で視聴できるチャンネルを設定し、字幕やデータ放送に対応しているのもワンセグを利用する際と同様だ。フルセグとワンセグは、放送波の受信レベルに応じて切り換わる「自動切換」に設定されているが、手動で切り替えたり、バッテリーの消費を抑えるために常にワンセグを受信するように設定したりもできる。

 大容量バッテリーを搭載している206SHなら、フルセグでも約4.5時間の連続視聴が可能だ。映画や野球など、長時間の番組も視聴できるが、同梱の卓上ホルダを利用すると、充電しながら見やすい角度で置いた状態でテレビを視聴できる。フルセグを起動しながらでもしっかり充電され、バッテリーが減っていくような“充電負け”はしない。この状態で長時間視聴していると、端末は多少発熱して温かくなるが、今回試用した限りでは充電や映像がストップしてしまうこともなかった。長時間視聴するときには卓上ホルダで充電しながらの利用が快適でお勧めだ。

 卓上ホルダにはフロントダクトが備えられており、端末背面にあるスピーカーからの音を前面に送り出してくれるため、卓上ホルダを使うと音量が増して臨場感もあり、より聞きやすい。美しいフルHD映像と迫力のあるサウンドで、まさに持ち運びできるフルハイビジョンといった楽しさだ。

photophoto 「自動切換」にしておくと、放送波の受信感度に応じて、フルセグとワンセグが自動で切り換わる。手動で切り替えることと、ワンセグに固定することも可能。テレビアプリのサブメニュー→「設定」から設定できる
photophoto フルセグとワンセグの手動切り替えは、ディスプレイに表示される操作アイコン、またはサブメニューの「フルセグに切替」から行える
photophoto 専用の卓上ホルダが同梱され、見やすいスタイルで充電しながらフルセグを視聴できる。長時間視聴する場合に便利だ(写真=左)。ホルダの前面下部にはダクトが設けられ、背面スピーカーから出た音がここから聞こえてくる仕組み。手に持って視聴するときよりも、格段に聞きやすくなる(写真=右)
photo 本体右上部にワンセグと共有のホイップ型アンテナを搭載。アンテナの角度は自由に調節できる

 本体にはワンセグと共有のホイップアンテナを内蔵しているが、さらに、テレビアンテナ端子に接続でき、Micro USBに変換できる「TVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル」も同梱している。自宅などテレビのアンテナがある場所でフルセグを視聴するときに便利だ。卓上ホルダ背面のMicro USB端子にACアダプターを接続し、端末の外部接続端子に変換ケーブルを接続すれば、充電しながら、自宅のテレビと同様の安定した環境でフルセグを視聴できる。

photophoto 「TVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル」も付属し、自宅のテレビアンテナに接続して利用できる。卓上ホルダのMicro USB端子と本体下部の外部接続端子を使えるので、充電しながらアンテナ用ケーブルも同時に使える
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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年7月22日

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