通話もネットもOK 端末+通信費で月々3476円から──もうガマンしない “速くて安い”BIGLOBEスマホの実力診断格安スマホを超えるコスパの「うれスマ」って?(1/2 ページ)

MVNOで人気のBIGLOBEから「BIGLOBEスマホ」が登場した。端末はAQUOS PHONE SH90B。音声通話にLTEが使えてサポートも充実しているという。AQUOS PHONEなら機能は豊富でスペックも高そうだが、果たしてどれほどの実力か? そのスタミナ、カメラ、UI、さまざまな機能をチェックしてみた。

» 2014年07月22日 09時30分 公開
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BIGLOBEスマホなら通話もネットもOK 今の携帯電話番号で乗り換え可能

 スマートフォンを安く利用できると話題の「格安スマホ」。しかし「高速通信ができない」「端末スペックが低い」「機能が少ない」というイメージもあり、買い換えや買い増しの選択肢に入らないという人も多いのではないだろうか。

 BIGLOBEが7月から提供している「BIGLOBEスマホ」は、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE SH90B」をラインアップ。シャープの省電力液晶で有名な「IGZOディスプレイ」を搭載し、カメラも1310万画素と高性能。動画や音楽といったAV関連機能も充実している。AQUOS PHONEならではの気の利いたユーザーインタフェース(UI)や、日本のユーザー向け機能の防水性能、赤外線通信、ワンセグにも対応した1台だ。

photophoto BIGLOBEスマホの「AQUOS PHONE SH90B」。雨の日に多少濡れても、あるいはキッチンなどの水回りで使っても安心の防水設計だ
photophoto イヤフォンジャック(写真=左)と底面のMicro USB端子は使いやすいキャップレス防水。おサイフケータイには非対応だが、ワイヤレス給電が可能な「Qi」に対応している(写真=右)
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 BIGLOBEはNTTドコモの通信回線を使ったMVNOとして、これまでデータ通信のみを提供してきた。しかしこのBIGLOBEスマホはLTEのデータ通信に加えて、音声通話、つまり080や090で始まる携帯電話番号を使った通話が可能だ。もちろん、現在使っている携帯電話やスマートフォンの電話番号を、番号ポータビリティ(MNP)でBIGLOBEスマホに乗り換えることもできる。

 気になるBIGLOBEスマホの月額料金は、なんと通信費と端末代込みで3476円(以下、全て税別)。大手キャリアが販売するスマホとほぼ同じ機能・性能を持ちながら、格安スマホならではのおトクな月額料金で使える、いいとこ取りの注目商品と言えるだろう。

 大手キャリアの料金プランに不満がある人、シーズンのたびにスマートフォンの機能が高くなり、本体価格が高価と感じている人には、料金の負担が少なく、必要な機能が快適に使えるのなら、BIGLOBEスマホは新たな選択肢となるのではないだろうか。

 BIGLOBEはこれまで「ほぼスマホ」としてデータ通信のみのスマートフォンを販売してきた。今回スタートしたBIGLOBEスマホは、手ごろなお値段はそのままに、さらに音声通話を追加したみんながうれしい「うれスマ」というキャッチフレーズが付けられている。

 そこで、“うれスマ”ことBIGLOBEスマホのAQUOS PHONE SH90Bについて各機能をひとつひとつ試し、今どきのスマートフォンとして我慢せずに使える1台なのか評価を下してみよう。

高精細&省電力の「IGZO液晶」を搭載 モード切り替えで目にも優しい

photo 4.8型のフルHD(1080×1920ドット)表示IGZO液晶ディスプレイを搭載

 AQUOS PHONE SH90Bに搭載されるフルHD(1080×1920ドット)表示の4.8型IGZO液晶ディスプレイは、省エネ性だけでなく、高精細かつ明るく表示され、高画質であることも魅力だ。ゲームアプリはもちろん、YouTubeなどの動画コンテンツも快適に視聴できる。

 ディスプレイは460ppiと高密度なため、350ppi程度とされる一般的な印刷物、写真以上の精細さ。映像の隅々まで滑らか、高解像度の写真を拡大し細部まで確認できるだろう。後述のカメラと合わせて、最新スマホと全く遜色ない使い方が可能だ。

 またシャープの映像リアリティエンジン「FEEL artist」も搭載し、画質モードには「ユースフィット」「標準」「ダイナミック」「ナチュラルカラー」「リラックス」の5モードを用意した。1日に何度も、そしてさまざまな用途で見ることになるスマホのディスプレイだけに、画質を自分好みに設定できるのはうれしい機能だ。

photophoto ディスプレイの設定で「画質モード」を選択すると5モードを選べる。また「画面の明るさ」設定には「アウトドアビュー」もあり、屋外でも使いやすいように配慮されている

 このうち「ユースフィット」モードは、自動的に周囲の明るさ、照明、時間帯といった人の生活環境に合わせて画質を調整するモード。屋内外への出入りが多いと周りの明るさは大きく変わるので、このモードが良さそうだ。「標準」は色彩重視のモードになる。普段はこのモードというも多いだろうが、外出することが多いのなら日光の下では画面が見えづらいので、屋外でも見えやすい「アウトドアビュー」を有効にしておこう。

 画面ばかり見ていると疲れる、という人には優しい色合いの「リラックス」モード。薄い赤茶色の画面になるため、美しい写真を見たい、といった人には向かないが、ブラウザや電子書籍といった文字をずっと目で追うときに良い。逆にクッキリ鮮明、キレイに見たいのなら「ダイナミック」だろう。映像なら白い雲や青い空が鮮やかに見えるし、文字も見やすくなる。

 ただしネットで買い物をするのなら、実際の商品の色に近い表示となる「ナチュラルカラー」モードがオススメだ。これは色空間の国際標準規格「sRGB」に合わせたチューニングがなされ、ディスプレイごとの色味の違いが少なくなる。スマホで見て気に入った色だから買ったのに、届いてみたら違う色味だった……ということが少なくなるはずだ。

明るく自然に撮れるカメラ 多彩なモードも楽しい

 1310万画素のカメラは裏面照射型CMOSセンサーを採用し、F値1.9の明るいレンズ「BrightEye」を搭載している。そのおかげで暗い場所でも手ブレが少ない1枚を撮影できる。モバイルライトも搭載しているが、使わなくても明るめに撮れるうえ、感度を上げてもノイズを抑えられる。F値が小さいため、一眼レフカメラのように背景をキレイにぼかすことも可能だ。

 以下は実際に撮影した写真で、夜景の写真は近所の川を撮ってみたが、周りの建物はもちろん、川面に映る建物の輪郭も分かる。もちろんライトは使っていない。不自然に明るいところもなく、それでいて被写体がよく見える。

photo 川の橋の上から夜景モードで撮影した写真。モバイルライトは使っていない。手ブレやノイズも目立たない

 近接撮影はフォーカス設定を「接写AF」にしたうえで撮影したが、花の背景の草がキレイにボケているのが分かる。

photo こちらは近接撮影で花を撮ったところ。一眼風の本格的な写真も撮れるのだ。
photo 自分撮りに便利なVoice Shot。片手操作だけでなく、離れたところにスマホを置いてシャッターを切りたいときにも便利

 手ブレに関しては光学式手ブレ補正と電子式の手ブレ軽減機能との組み合わせにより、さらにブレを抑えているほか、シャッターを声で切る「Voice Shot」も可能になり、タッチ操作時のブレも抑えることが可能だ。最近は世界的にセルフィーと呼ばれる自分撮りが流行っているが、画質の良いメインカメラを使ってのセルフィーもVoice Shotなら片手操作でラクラク行える。

 操作はカメラ内の設定で「音声操作設定」をオンにする。音声キーワードは指定のコマンドがあるので、「音声操作ガイド」で確認しよう。「シャッター」「はい、チーズ」で撮影できるほか、操作を戻す「もどす」、ライトのオン/オフは「ライト消して」など分かりやすいキーワードが割り当てられている。

 周りの雑音にもよるが、ハッキリと発音すれば大声である必要はない。周りに人がいる場合や静かな場所で声を抑え気味にしてVoice Shotを使いたいときにも活躍するはずだ。

 カメラの画像処理エンジンには「FEEL photographer」を採用し、シャープ独自の輝度/色ノイズの低減技術によるチューニングが行われ、高精細で高い色再現性を実現したとする。

 今やスマホではあって当然といった印象のHDR撮影ももちろん可能だが、静止画だけでなく動画の撮影時にも使うことができる。HDRは露出の異なる写真を複数撮影して合成し、逆光時の白トビ、黒つぶれを抑えられる。運動会やイベントなどで、撮影場所が指定され、逆光でも場所を変えられない。そんなときに有効だ。

 撮影モードでは、普段はカメラが自動的に最適な設定で撮れる「おまかせオート」で良いだろうが、モードをしっかり設定する場合も、人物や風景、夜景、料理、テキストや銀残し(コントラストが強調されるため楽器や食器といった金属の撮影に向く)といった、細かいシーン、被写体別に選択できる。

photophoto 金属の食器を「銀残し」(写真=左)と「標準」(写真=右)で撮り比べ。「銀残し」で撮影したほうが影が強く、細かい傷もよい味に見えて格好いい。映り込みも目立たない。「標準」で撮ると、「そのまま」ではあるものの、筆者の周りも映り込みが目立っている

 加工して楽しむ場合も最初から「セピア」「モノクロ」「魚眼レンズ」「ミニチュア効果」といった写真が撮れるし、パノラマ撮影や、インカメラを使った「手鏡」モード(撮影ではなく被写体が表示されるだけの機能)まである。

IGZO&大容量バッテリーで本当にスタミナは十分か?

 スマホユーザーにとって料金と同じくらい重視しているのが、バッテリー持ち。AQUOS PHONE SH90Bに興味がある人も、スタミナが本当に十分か、ということが気になるはずだ。

 そこで実際に、「カメラ」「マップ」「ブラウザ」などを使い、バッテリーの消費経過をアプリの「Battery Mix」に記録させてみた。端末の設定はディスプレイの設定が「明るさを自動調整」、省エネ機能のエコ技設定は「標準」とした。その結果は、これが抜群のバッテリー持ち。以下がそのグラフだが、3日目までバッテリー残量が残っている。

photo このグラフは3日間のバッテリー消費の経過だが、省エネ設定の「エコ技」は「標準」にしたまま、3日目までバッテリーを持たせることができた

 公式には“2日目くらいまで持つ”と案内されているが、今回の検証では3日目も狙える省エネ性だ。詳しく見てみると、最初の半日はさまざまな機能を使って試しているため一気に4割まで減っている。とはいえ通常よりも頻繁に使っても1日は確実に持ちそう。ヘビーユーザーでも2日目までバッテリーが持つ人は多いのではないだろうか。

 2日目の使い方は電車のなかといった移動中がメイン。隙間時間に使っているだけだと、1日で3割程度のバッテリー消費となった。このペースなら2日は確実に持ち、3日目も視野に入る。動画やゲームでバッテリーを消費しなければ、スタミナを十分実感できる。

 また動画も何本か見たが1時間程度でおよそ10%の消費。他機種だと20%近い消費の場合もあるので、動画に関しても比較をすれば省エネ効果を実感できるだろう。

 さらに省エネ設定の「エコ技」では「標準」「技あり」「お助け」の3モードがあり、「標準」から「技あり」か「お助け」モードに切り替えれば、よりバッテリーは持つようになる。バッテリー残量や時間帯で自動的にモードを変更することも可能で、こまめに設定を変えるのが苦手な人でも節電が自然と行える。

photophotophoto 「エコ技」の設定3モードとバッテリー残量と時刻によるモードの切替画面。3モードの設定の詳細は「編集」から見ることができ、さらに自分でカスタマイズも可能だ

 バッテリー関連の小技としてはアプリを使わなくても設定の「ディスプレイ」で「電池残量%表示」を有効にすれば、ステータスバーにいつでもバッテリー残量が%で表示されるので分かりやすい。

photo ディスプレイの設定の最下部に「電離残量%表示」がある。初期設定ではチェックが入っていないので、入れておくと、ステータスバーのバッテリーアイコンの横に%表示がされる

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*1 音声通話スタートプランの場合。別途ユニバーサルサービス料3円(税別)/月、SMS送信料、通話料20円(税別)/30秒と、初期費用としてプラン申込手数料3,000円(税別)がかかります。所定期間内にBIGLOBE LTE・3Gを解約またはBIGLOBEを退会された場合、契約解除料をお支払いいただきます。詳しくは契約解除料についてをご確認ください

* 料金は全て税抜表示です
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