スマホで文字を打つなど操作をしている時、力加減を間違えてするっとスマホが落ちていく……。そんな「ヒヤリ」経験は、スマホを使っている多くの方が経験しているのではないでしょうか。
2017年は、「iPhone X」に見られるような縦長のスマートフォンが増えた年でした。縦長になることにより、「大きさの割には」握りやすくはなりましたが、大型化の傾向自体は変わっていません。
スマホの大型・縦長化により、手やポケットから落ちやすいように感じることもままあります。落として画面を割ってしまうと、iPhone Xの場合は修理代に約3万円もかかってしまいます(AppleCare+未加入の場合)。
高い修理代をかけないためにも、落下や画面割れを防ぐための対策法を紹介していきます。
ストラップホールがあるスマホケース&リングストラップのコンボ
落下・画面割れ対策として基本中の基本は、スマホケースを付けることです。そして、できればストラップホールがある、もしくはストラップを付けられそうな通し穴があるケースを選びたいところ。最近のスマホは、ストラップホールのない機種がほとんどだからです。
ストラップには、指を通せる輪っかが付いたリングストラップがオススメ。リングストラップに指を通しておけば、手から離れてもスマホは指にぶら下がりますし、万が一リングストラップごと滑ったとしてもケースがある程度の衝撃を吸収してくれます。
本体に貼るタイプのリングも
「スマホにケースは付けたくない」という人には、スマホ背面に貼るタイプのリングがあります。
用途はリングストラップと同じで、指を通しておくことで落下を防止するものです。リングを立てると簡易的なスマホスタンドにもなりますし、車載ホルダーとして利用できるものもあります。
リングにネコ耳をあしらったものや、ミッキーマウスのデザインをあしらったものなど種類はいろいろあります。手の小さい女性でも、背面リングがあると片手操作がやりやすくなるので、かわいいデザインのものがあるのはうれしいポイントですね。
背面割れ対策には背面用ガラスフィルムの選択肢
スマホケースにスマホを入れたくないという人は、保護フィルムを貼るのもいいでしょう。ガラスフィルムは画面の透明度が失われず、傷も付きにくいため見た目を重視する人にオススメです。
最近ではiPhone Xなど、背面もガラス素材でできているスマホが増えてきました。そういったスマホ向けに、背面用のガラスフィルムも出てきています。KODAWARIが扱うiPhone X向け背面用ガラスフィルム「ITG BACK GLASS」は0.4mmと薄型ながら表面硬度は9Hと、カッターの刃を立てても傷つきにくい硬さであることをアピールしています。
番外編:そもそもの「心持ち」
スマホケースや保護フィルムは確かにスマホを傷から守ってくれますが、それでも高所からコンクリートなど固い地面に落とせばスマホが割れてしまうのは自然の摂理です。
落としたら割れるであろう場所で、胸ポケットにスマホを入れて屈んだり、ズボンのポケットに浅く刺したまま自転車に乗ったりはしていないでしょうか。
そういった「危険予測」をする心持ちと、傷つく危険性を減らせるケースやフィルムのどちらも持ち合わせるのが「割れないスマホの使い方」といえるのではないでしょうか。
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