News | 2002年9月9日 07:09 PM 更新 |
先週、Weekly Top10で「世にも恐ろしいパソコンの話」として記者の“うるさいiBook”を紹介したところ、同じ悩みを持つ読者の方からメールを頂いた。
臆病者の記者が試せなかった「5-56を注してみました」というr_feeさんの場合。
「私のiBookも、ディスプレイを開けると不穏な音がします。買ったばかりの頃は、まだ新しいからそのうちに馴染んでくるだろうと静観していましたが、まったく治る気配はありません。会議などで使おうものなら、周囲から白い目で見られてしまいます。そこで5-56を2−3回注してみたところ、なんと、音がしなくなるではありませんか! ところが、喜んだのも束の間、しばらく使っていると再び変な音がするようになりました」。
5-56を使えば一時的に音がしなくなるものの、ディスプレイを開閉しているうちにその効果は薄れてきてしまうようようだ。f_reeさんのiBookは、「ある日、気が付くと音がしなくなっていました」とのことだが、時間が経ってから効果が出てきたというわけではなく、「何回か注していた5-56がじわじわ効いてきたんでしょうか……」というように、5-56を頻繁に注入していた。
とりあえず、この情報の真偽を確かめるべく、覚悟を決めて記者も5-56を注入してることにした。ヒンジ部分のすぐ後ろには、排熱口があるので、気をつけて注さなければならない。
以上のことから、「5-56を注すとディスプレイ開閉時の音はしなくなる」と断定していいだろう。ただし、この方法の場合、5-56を継続的に注入することと、何か不具合が起こっても自分で責任を取らなければならないという条件が付く(真似をしてiBookが壊れても、記者は責任を取れませんので……)。
それでもやっぱり「5-56を注すのは恐いなあ」と思っている方は、kamogashiraさんの方法をお勧めする。それは、「勢いよくディスプレイを開ける!」というものだ。
「この子(iBook)も、ふたを開けると記事にあるように表現できない音がするようになりました。で、私の解決法は勢いよくふたを開ける! これだけです。壊さないように注意は必要ですが、うちのiBookはこれで静かに開ける事ができます」。
おお! 本当に音がしないぞ。ただ、kamogashiraさんの言う通り、勢い余ってディスプレイを壊してしまわないように。
いずれの方法も、根本的な解決にはなっていないような気もするが、iBookの“アノ音”に悩まされている方は、いずれかの方法を試してみてはいかがだろうか。
ところで、f_reeさんは「今日の“編集部から”を読んで早速メールしています」とメールを書き出している。が、このコーナー、アクセスランキングをお伝えするところで、「編集後記」ではなかったはず……(編集部内でも実は“後記扱い”だったりする(^_^;)。
[中村琢磨, ITmedia]
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