News | 2002年11月18日 09:58 PM 更新 |
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1位 | ハイパースレッディング搭載Pentium4を試してみた | ||
2位 | PDA市場に一波乱、Dell初のPDA | ||
3位 | ついに始まるDVD-RWへの「DVD+RW VR記録」 | ||
4位 | デスクトップPC、3GHzに到達 | ||
5位 | 3GHzのPentium 4、今週デビュー | ||
6位 | アップルの新ノートは、パワフル&美白? | ||
7位 | 【新連載】 どうなる次世代光ディスク 第1回 | ||
8位 | ハイテクマウスの実力は?――ロジクールのMX-700 | ||
9位 | 秘密のメッセージがスピーカーから届く? | ||
10位 | モバイル機器のバッテリー寿命を4倍に |
今週のTop10には、話題のハイパースレッディング(Hyper-Threading)対応Pentium 4/3.06GHzの関連記事が、1位を含め3つランクインした。先週末は、秋葉原で発売記念イベントが行われ、自作PCショップの店頭ではPentium 4/3.06GHz搭載のショップブランドPCが早速登場するなど、盛り上がりを見せている。
最新オンラインゲームが体験できたこの発売記念イベントでは、スクウェアの「FINAL FANTASY XI for Windows」に人気が集まっていた。ハイスペックなPC環境が要求されるFFXIは、ここ最近、PCの買い替え需要やスペックアップのニーズを喚起している。最近の自作PCでは、「FF XIが問題なく楽しめるスペック」がパーツ選びの基準の1つになっているようだし、ショップブランドPCでもFFXI対応スペックをうたうところが増えてきた。先日、デルコンピュータがゲームソフトや攻略本などをセットにしたFFXI対応PCを発売したことからも、その流れが分かる。
FFXIには米NVIDIAが協力して、GeForceシリーズをリファレンスハードウェアとして開発が行われたことも有名だ。そのため、FFXIを動作するための必須環境/推奨環境ともに、グラフィックカードは「GeForceシリーズ」と明記されており、店頭ではライバルのRADEONシリーズが、このために苦戦しているという話しも聞く。
FFXIでは、最新の「GeForce4 Ti」シリーズでなければ体験できない視覚効果も盛り込まれている。そのことが影響しているかは定かではないが、Pentium 4/3.06GHzを搭載したショップブランドPCの多くがGeForce4 Tiシリーズをグラフィックカードに選んでいる。
発売記念イベントで用意されたハイパースレッディング対応Pentium 4/3.06GHzマシンは、FFXIベンチマークテストで5700をマークしたという。このベンチマークの数値にハイパースレッディングがどの程度寄与したかは分からないが、「最適化されたマルチタスク処理によって2つのプログラムを効率よく同時に動かせた」とか、「マルチスレッドによって3DCGのレンダリングで20数%の性能向上がみられた」といったアナウンスよりも、よほど需要喚起の効果がありそうだ。
[西坂真人, ITmedia]
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