News:ニュース速報 | 2003年7月17日 02:43 PM 更新 |
東京都と電子情報技術産業協会(JEITA)は7月17日、回収義務を負うメーカーが存在しないPCについても有償で回収・再資源化する仕組みを構築すると発表した。
10月1日からスタートする家庭用PCの回収・再資源化では、原則として製造したメーカーが回収の義務を負う。だが既にPC生産から撤退したメーカー製のPCや自作PCなど、回収義務を負うメーカーが存在しないPCの扱いが課題になっていた。
これらのPCについて、東京都はJEITAと日本郵政公社が構築した再資源化の仕組みを利用する。メーカー製PCと同様に、ユーザーが連絡窓口に申し込めば、ゆうパックを使って有償で回収する。料金は未定。
すべての家庭用PCで回収・再資源化が可能になったことから、東京都23区はPCをごみとして収集しない。多摩地区や島しょの市町村も同様の方針。
[ITmedia]
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