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Google傘下のNest、古いDropcamカメラの無償交換プログラム提供
Google傘下のNest Labsは、昨年買収したクラウドベースの家庭用監視カメラサービスDropcamの古いカメラがサービスのアップデートで使えなくなるため、新しいカメラに無償で交換する。
米Google傘下のNest Labsは1月23日(現地時間)、クラウドベースのWi-Fi監視カメラサービスDropcamの旧モデルを無償で新モデルと交換するプログラムを立ち上げた。サービスの今後のアップデートで旧モデルではサービスを使えなくなるためとしている。
対象となるのはオリジナルの「Dropcam」(149ドル)と「Dropcam Echo」(279ドル)で、「Dropcam HD」(150ドル)と交換できる。オンラインの交換申し込み書式で申しこめば、約3週間で新品が届く。旧モデルを返送する必要はない。
旧モデルは4月15日まで利用できるが、その後は撮影とDropcamサービスへの接続ができなくなる。
Dropcam HDは現在オンラインストアでは販売しておらず、カメラとして販売しているのは「Dropcam Pro」(199ドル)のみになっている。
Nestは昨年7月にDropcamを5億5500万ドルで買収し、家庭向けIoTサービスに統合した。
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