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「Surface Pro」シリーズ(4以外)の電源アダプタ、自主回収へ
Microsoftが間もなく、Surface Proシリーズ(Pro 4以外)の電源アダプタの自主回収プログラムを発表すると、欧州のメディアが報じた。少数のユーザーから異常発熱の報告があったとしている。【UPDATE】電源コード交換プログラムが発表された。
米Microsoftが、Windowsタブレット「Surface Pro」の電源アダプタに異常発熱の恐れがあるとして、間もなくリコールを発表するとChannelnomics Europeが1月19日(現地時間)にMicrosoftへの取材に基いて報じた。
リコールの対象となるのは、2015年7月15日以前に販売した「Surface Pro」(2013年1月発表)、「Surface Pro 2」(2013年9月発表))「Surface Pro 3」(2015年4月発表)の電源アダプタ。2015年10月発表の「Surface Pro 4」は対象外だ。
MicrosoftはChannelnomics Europeに対し、「Surface Proの非常に少数のユーザーが、電源アダプタの問題を報告した。コードを長い間強く曲げたりねじったりすると損傷する。間もなく無償交換の方法を説明する」と語った。
同メディアによると、Microsoftは太平洋時間の1月22日午前6時(日本時間の同日午後11時)に自主回収プログラムを世界で発表するという。
【UPDATE】日本時間の22日午後11時、交換プログラムが発表された。
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