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Google I/O直前うわさまとめ 「Android VR」やAmazon Echo対抗サービス?

日本時間の5月19日午前2時スタートのGoogle I/O 2016の基調講演で発表されそうな項目のうわさをまとめてみた。「Android VR」やProject Tangoのエリア認識技術の他、Android Wearのアップデートや新しいメッセージングアプリなどが予想されている。

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 米Googleの年次開発者会議「Google I/O 2016」開催まであと約37時間。発表されそうなこれまでのうわさをまとめてみた。

 Googleは毎年I/Oの基調講演をライブ配信している。今年はYouTubeチャンネルで360度動画でも配信するので、CardboardやGear VRでバーチャルに会場に参加できそうだ。

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今年は360度動画でも配信する

 Googleは先程、iOS版YouTubeをアップデートし、Google Cardboardをサポートした。

Android VR(オリジナルVR HMD)

 Googleがオリジナルの仮想現実ヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)を発表するといううわさには2つあり、1つは韓国Samsung Electronicsの「Gear VR」のような、スマートフォンをセットして使う形式のもので、もう1つはスマートフォンもPCも必要としない、スタンドアロンなモデルになるというものだ。

 いずれにしても、Google CardboardチームのTwitterアカウントがかなり活発にツイートしていることからも、I/Oのスケジュールに10以上のVR関連のセッションがあることからも、何らかの大きな発表がありそうだ。

Project Tango(3Dマッピング技術)

 Project Tangoは、Googleが2014年に発表した、モバイル端末に人間と同じような空間・運動把握能力を持たせる取り組み。

 中国Lenovoが1月、Project Tango対応のスマートフォンを今夏リリースすると正式に発表しており、タイミング的にI/Oで何らかの発表がありそうだ。I/Oの1日目に「Introducing Project Tango Area Learning」というセッションがある。セッションのアイコンがCardboardになっており、Tangoの位置把握技術をVRで生かすのかもしれない。

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Tangoのセッションはライブで視聴できる

Android N関連の新機能

 次期Android OS「Android N(コードネーム)」は、その開発者向けプレビュー版が既にリリースされている。

 I/Oではプレビュー3が公開され、Android VR関連の新機能が追加されるかもしれない。

 Nがどんなスイーツ名になるかは、I/Oでは発表されない可能性が高い。現行のMarshallow(Android 6.0)もI/Oでは発表されなかった。

新しいメッセンジャーアプリ+AIチャットbot?

 昨年12月、米Wall Street JournalがAIチャットbotを含む単体のメッセージングアプリを準備中であると報じた。このアプリが発表されるかもしれない。

Android Wearのアップデート

 ウェアラブル向けOS「Android Wear」に関するセッションが5つ用意されているので、少なくともアップデートは発表されそうだ。

Amazon Echo対抗の音声命令ガジェット

 米Amazon.comのヒット商品「Amazon Echo」と競合する類似端末を発表するといううわさもある。このガジェットのうわさは、3月に米The Informationが報じたものだ。

自動運転車関連

 Google I/Oの会場が初めて屋外になったことから、自動運転車関連の発表があるのではといううわさもある。スケジュールにはAndroid Autoのセッションはあるが、自動運転車関連のセッションはいまのところ見当たらない。

 Google I/O 2016のスケジュールはこちらで確認できる。

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