米Nianticと任天堂、ポケモン(企画会社)が共同開発し、米国などで先行発売され大人気となっているスマートフォンアプリ「Pokemon GO」の配信が7月22日、日本でもスタートした。Android版とiPhone版(iTunesへのリンク)のいずれも公開された。
Pokemon GOは、NianticのIngressと同様、位置情報を活用、現実世界を舞台とするゲームで、家の外に出てポケモンを探して捕まえたり、他のプレーヤーのポケモンとバトルできる。米国では既に社会現象となっており、日本でも任天堂の株価が急上昇、関連銘柄も高騰する「ポケモノミクス」が起きている。
7月6日に米国、オーストラリア、ニュージーランドで先行公開されたPokemon GOは、iPhoneはiOS 8.0以上、AndroidはAndroid 4.4〜6.0で、2GB以上のRAM必須。Atomには非対応。パブリッシャーは任天堂やポケモン(企画会社)ではなく、Niantic。まぎらわしい名前のアプリもあるので注意が必要だ。
日本マクドナルドとの提携により、マクドナルドの一部店舗ではポケモンジムが開設され、店舗内で対戦が可能となっている。なお、ジムでの対戦にはレベル5以上である必要がある。
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