7月19日の株式市場で、「ポケモンGO」への期待が集まる任天堂が前週末比3990円高(+14.36%)の3万1770円と連日の大幅高。売買代金は7036億円に達し、個別銘柄としては過去最高を記録した前週末をさらに約2280億円上回り、東証1部(2兆9957億円)の約23%を占めた。
任天堂の売買代金は、この日東証1部2位のソフトバンクグループ(922億円)の7.6倍という大商い。任天堂は時価総額が4兆5000億円(終値ベース)を超えた。
玩具卸のハピネット(東証1部)が値幅制限の上限(ストップ高)まで上昇し、スマホゲーム動画サイトを運営するカヤック(東証マザーズ)が10%近く急騰するなど、物色も広がり「ポケモノミクス」は連休明けも健在だった。
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