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鳥取砂丘で87カ所ポータル申請 Pokemon GO“解放区”のきっかけに Ingressエージェント・katops氏に聞く(2/3 ページ)

鳥取砂丘はポケストップが集中した“ポケモンの巣”になっており、県が「Pokemon GO解放区宣言」を出すなど話題だ。砂丘にポケストップが大量に生まれた背景には、あるIngressエージェントの努力があった。

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 Ingressの時にもいろんな人から同じような質問をされましたが、答えは秘密です。

――ポータル申請にかかった時間はどれぐらいですか?

 3日間で7時間ほどです。

――砂丘内のポータルを申請するにあたって、苦労したことはありますか?

 10月末から11月初めの比較的動きやすい気温で、雨上がりの砂が固い状態のときでしたので、移動そのものは楽でした。ただ、鳥取砂丘の杭は砂の上以外にもありまして、それを見つけ出すのが大変でした。ジオパークセンター(鳥取砂丘を紹介する施設)が作っている地図には存在しているのに見つからなかったものがあります。

 通常はauのスマホを使っていたんですが、一部エリアで回線がつながらなくて、ドコモのスマホで申請をしている所が何カ所かあります。

――砂丘のポータルすべてがポケストップやジムになったことへの感想は?

 Ingressのポータルがほぼそのままポケストップとジムになるというのは事前にわかってましたので、Ingressの時と同じような話題(騒動)が繰り返されるなぁと。

 砂丘のポータルを申請した当時は、Ingress専門ニュースサイトに取り上げられたり、ポータル審査や基準の是非論というものがありました。肯定的な方は、何もなさそうなところに申請できそうなものを見つけ出してきてポータルを作ったね、みたいなものが多かったですし、否定的な方は、ただの杭にポータルとしての価値は無い、とかポータルを密集させる意味あるの? みたいなものでしょうか。

 実物を見たことがない人、スクリーンショットでしか確認してない人は、密集しているように勘違いするんですね。実際は、それぞれ100メートル離れていますから、たやすくたどりつけないんですが。

 ポケモンでも同じ状況ですね。1つ違うのは、鳥取市の市街地には少ないのに砂丘には沢山あるみたいな勘違いされてる方が結構いることでしょうか。

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鳥取市街にも多数のポケストップがある(「ポケストップGO」より)
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katopsさん申請したポータルは、砂丘の87カ所を含めて258カ所ある

――Pokemon GOブームに伴い、鳥取砂丘のポケストップが脚光を浴びています。

 鳥取砂丘でポケモンGOを立ち上げたら、モンスターがいるだけじゃなく、ポケストップもジムもあるというのはびっくりしたでしょうね。

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