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アプリストア「楽天アプリ市場」終了へ サービス開始から1年で
楽天がAndroidアプリストア「楽天アプリ市場」を年内終了。9月12日からは掲載アプリの新規ダウンロードができなくなる。
楽天は9月12日、Androidアプリストア「楽天アプリ市場」のサービスを終了すると発表した。同日から掲載されているアプリの新規ダウンロードができなくなり、12月12日に全機能を停止するという。
楽天アプリ市場は15年8月にオープンしたアプリストア。有料アプリの購入やアプリ内課金に「楽天スーパーポイント」を使えるのが特徴で、独占・先行配信のアプリを充実させ「Google Playとはタイトルラインアップで差別化していきたい」(同社)としていた。
まず、9月12日午後4時に掲載アプリの新規ダウンロードを停止(再ダウンロードや更新は可能)。12月12日午後4時には楽天アプリ市場の全機能を停止する。
サービス終了に伴い、アプリ内課金機能が使えなくなるほか、一部のダウンロード済みアプリが利用できなく可能性もあるという。アプリが継続利用できるかどうかは提供元に確認するよう促している。
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