NTTドコモは4月20日、1日の勤務時間を分けて働ける「分断勤務制度」を10月1日から導入することを明らかにした。すでに導入済みのテレワーク制度と合わせ、社内で5時間働き、帰宅後に自宅で2時間働く――というように、1日の所定勤務時間(7時間半)を満たせば、時間・場所にとらわれずに働けるという。
NTTドコモとグループ会社を合わせた約2万6000人の従業員が対象。すでに導入しているフレックスタイム制のコアタイム(午前10時〜午後1時)との兼ね合いなど、詳しい条件を決めた上で運用するという。
ドコモ広報部によれば、深夜の突発的な保守工事や、海外の取引先とのやり取りなどを考慮して、働く時間帯を柔軟に設定することも可能になるという。
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