Alibabaや、Amazonで、iPhone 8用とされるケースやフィルムが多数販売されている。
Alibabaでは、170社、700アイテムを超えるケースやガラスフィルムが販売されている。
Amazonで販売されているiPhone8用アクセサリーは、こうしたAlibabaで販売するサプライヤーが販売しているケースが多い。
imgurに投稿されたiPhone 8の前面ガラス、背面ガラスプレート、iPhone 7s・iPhone 7s Plusのジェットブラック仕様の背面パネルは、本物に近いのではないかと考えている。
これまで流出したとされる前面ガラスパネルは、Alibabaで販売するサプライヤーが販売する液晶保護ガラスで、そのため、FaceTime HDカメラやセンサー類に相当する部分に穴が空けられている。
しかし、実際のiPhone 8の前面ガラスは、左側に並んだ2つのIRISセンサーのうち外側だけが薄い色が付けられており、レシーバーの右側に移動したFaceTime HDカメラ部分だけが透明で、その横にある大型のIRISセンサーは、黒いままのようだ。
また、CADデータ上には、レシーバーの上に横配列されたIRセンサーがあるが、Alibabaなどで販売されている前面ガラスフィルムの多くは、その穴が空いておらず、虹彩認証が機能しない可能性がある。
少数のAlibabaサプライヤーの中には、IRセンサー用の穴を空けているところもあるようだ。
KGI Securitiesのアナリストであるミンチ・クオ氏は、次期iPhoneは全てワイヤレス充電対応になると予想し、iPhone 7s・iPhone 7s Plusも背面がガラスに変わる可能性があると述べている。
imgurに投稿された画像をみると、ジェットブラック筐体であることが確認できる。
表面にビーズを吹き付けたて加工されているため、下側がガラスに変更されていた場合、見分けがつかない唯一のモデルとなり、現行のiPhone 7・iPhone 7 Plusのジェットブラックモデルのみ、Qi対応が追加されるのかもしれない。
AlibabaでiPhone8 Qiで検索すると、8社、29アイテムが販売されていることが確認できる。
電磁誘導方式による「Qi」に世界で最初に対応したスマートフォンは「AQUOS PHONE f SH-13C」(2011年)で、歴史も古いものだ。
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