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「DJI Goggles」のレーシングエディション、黒+赤革で登場 549ドル
DJIが、ドローンと無線接続してドローン視点のライブ映像を楽しめるVRヘッドセットのドローンレース用モデル「DJI Goggles Racing Edition」を549ドルで発売した。レースでの干渉を防ぐため12の伝送チャンネルが用意され、内側は赤い革張りだ。
中国のドローンメーカーDJIは11月22日(現地時間)、4月に発売したVRヘッドセット「DJI Goggles」のハイエンドモデル「DJI Goggles Racing Edition(RE)」を発表した。米国での販売価格はオリジナルより100ドル高い549ドル(約6万円)。本稿執筆現在、日本ではまだ発売されていない。
オリジナルのDJI Gogglesと同様に、DJIのカメラ搭載ドローンと無線接続してドローン視点の映像を見られる。白いオリジナルと異なり、マットブラックの外装で内側は赤い革張りだ。
DJIの長距離伝送技術「OcuSync」のモジュールをサポートし、7キロ離れたドローンからの映像を50ミリ秒のレイテンシで転送する。ドローンレースでの他のドローンとの干渉を防ぐため、12の伝送チャンネルが用意されている。
ディスプレイには飛行関連情報も表示され、ヘッドトラッキング機能でジンバル制御が可能。3種類の外付け偏波アンテナが別売で用意されている。
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