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カーシェア、「仮眠」「カラオケ」にも需要 ドコモ調査

NTTドコモがカーシェアに関する意識調査を実施。移動以外の目的では「仮眠」経験者が多かった。

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 「移動以外でのカーシェアの用途1位は仮眠」──NTTドコモは1月9日、カーシェアに関するこんな調査結果を発表した。新しいクルマの使い方への意識を調査したという。

 カーシェア利用者400人のうち、移動以外の用途でも「積極的に利用してみたい」が6.5%、「機会があれば利用してみたい」が34.8%を占め、計41.3%が前向きに捉えていることが分かった。しかし、移動以外でカーシェアを利用した人は12.5%にとどまっている。

カーシェア
移動以外の目的でカーシェアを利用したいかどうか

 実際に移動以外で利用した用途では、1位が「仮眠(休憩)」(64%)で、以下「電話」「避暑/避寒」「読書」などが続いた。移動以外に使ったことがない人も、利用してみたい用途は「仮眠(休憩)」(46.7%)が最多だった。「音楽鑑賞・オーディオ」(30.9%)、「カラオケ」(27.3%)などの需要も高い。

カーシェア
移動以外の用途

 カーシェアの利用時間は、1時間〜3時間が40.8%で最も多かった。1時間以下の利用者は2割を超え、レンタカーと違い短時間利用されやすい傾向にあるという。

利用時間
カーシェアの利用時間

 カーシェアを利用しない理由の1位は「公共交通機関で十分だから」(59.5%)。次いで「月額の基本料金がかかる」「手続きが面倒」など、現状のカーシェアサービスへの不満を反映したものが続く。

利用しない理由
カーシェアを利用しない理由

 調査期間は2017年11月22日〜24日。自動車を所有していない20〜69歳の運転免許所有者で、カーシェア利用者400人と未経験400人の計800人に調査した。

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