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AppleのiTunes Store、Windows XPとVista、初代Apple TVのサポートを5月で終了
5月25日以降、Windows XPとVistaを搭載したPC、および第1世代のApple TVでは、iTunes Storeが使えなくなる。
米Appleはこのほど公開したサポート文書で、Windows XPとVistaを搭載したPC、および第1世代のApple TVでは、2018年5月25日以降、コンテンツ配信サービスの「iTunes Store」が使用できなくなると発表した。
Appleによると、5月25日に導入するセキュリティ対策の刷新に伴い、Windows XPとVistaを搭載したPCでは、最新版のiTunesが使用できなくなる。Windows XPとVistaについてはMicrosoftも既にサポートを打ち切っている。最新版のiTunesはWindows 7以降に対応する。
Windows XPとVistaで、Appleのサポートなしに古いバージョンのiTunesを使い続けることは可能だが、新しくコンテンツを購入したり、過去にそのコンピュータで購入したコンテンツを再ダウンロードしたりすることはできなくなる。
一方、2007年に発売された第1世代のApple TVは、「古い部類」の製品に分類されており、アップデートの対象にもならないため、セキュリティ対策の刷新に対応できないという。iTunes Storeを使うためには第2世代以降のApple TVが必要になる。
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