もうBlu-rayの時代じゃない? 私がApple TVを選んだ理由:半径300メートルのIT(1/2 ページ)
先日、とうとうApple TVを買いました。今回は購入に至るまでの紆余曲折を紹介しようと思います。とはいえ、Apple TVで満足しているわけではないのですが……。
先日、とうとうApple TVを買いました。今回は購入に至るまでの紆余曲折を紹介しようと思います。
もう、いちいちBlu-rayディスクを入れ替えるのはイヤだ!
映像コンテンツは今や、さまざまな方法で楽しめるようになりました。最近では、「Netflix」や「Hulu」といったオンデマンド配信サービスを利用する人も増えています。見たいコンテンツに数タップでアクセスでき、帰宅途中にスマホで見ていた番組の続きを、家の大画面ですぐ視聴できるなど、本当に便利な世の中になりました。
しかし、最新作はどうしても個別に「メディアを買う」ことになります。私もこれまで、VHS、LD、DVD、Blu-rayというように、その時代で最新の「メディア」で映像コンテンツを購入してきました。
2018年の今だと、Blu-rayディスクが最高画質のメディアですが、視聴するためにはプレイヤーの電源を入れてトレイを開き、目的のディスクを入れ、終わったらしまう――という作業が必要です。これ、今では本当に面倒ですよね(特に「しまう」作業が)。
その点、オンラインのサービスなら、面倒なディスクの入れ替え不要で手軽に見たいコンテンツを、すぐに視聴できます。モノとしてのメディアは場所も取りますし、そろそろ「デジタル配信サービス」を中心に考えるべきではないか、と思ったのが2017年末のことでした。
Blu-rayとデジタル配信の大きな違い
そこで、我が家の最低条件である「スマホでもテレビでも視聴できる」「簡単に買える」「配信元が簡単にはなくなりそうにもない」「字幕/吹き替えが両方楽しめる」という4点をクリアする方法を探してみました。
デジタル配信はそのほとんどがデバイスを問わず見ることができ、数クリックで購入もできます。しかし、意外なことに、「字幕と吹き替えが両方楽しめる」という条件をクリアするサービスがほとんどないことが分かりました。
私が手元に置いておきたい映画は、そのほとんどがディズニーアニメなので、吹き替えの音楽もとても重要です。それをクリアしていたのがiTunesストアだったため、必然的に「Apple TV」を選ぶしかありませんでした(ただし、字幕/吹き替えが同梱になったのは本当に最近の作品からのようです)。
これならば、Apple TVのリモコン操作だけで、購入したデジタル配信の作品をサクッと再生できるようになります。最近では日本でもデジタル配信のほうが先行して発売されるので、今後はBlu-rayディスクという「モノ」を買うことはなくなりそうです。しかもデジタル配信版は4K対応している作品もあるので、持っていれば「高画質版にアップデートされる(かもしれない)」という点も便利ですね。
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