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Google、レストランガイド「Zagat」を売却
Googleが、2011年にGoogle+強化の目的で買収した老舗レストランガイドのZagatを、レストランガイドサービスのThe Infatuationに売却した。Zagatはブランドを維持する。
米Googleが、2011年に買収したレストランガイド企業Zagatを、米The Infatuationに売却した。The Infatuationが3月5日(現地時間)に正式発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
Zagatは1979年に現会長であるティム&ニナ・ザガット夫妻がニューヨークで立ち上げたレストランガイド企業。100都市以上のレストランやショップ、ホテルの評価ガイド「ザガットサーベイ」を書籍とWebサイトで提供している。Googleは、Zagatのデータを「Google+」や「Googleマップ」に統合する目的で買収し、ブランドとWebサイトは維持していた。
GoogleがZagatの売却先を探していると、1月に米Reutersが報じていた。Google+は現在のGoogleにとって注力するプロジェクトではなくなっている。
売却先のThe Infatuationは、2009年創業の、Zagatと同じニューヨークに拠点を置く非公開企業。WebおよびiOS/Androidアプリを無料で提供している。ハッシュタグ「#EEEEATS」を使うなど、若者向けにフォーカスし、月間300万人以上が利用しているという。
The Infatuationは、Zagat買収完了後はZagatを独立ブランドとして維持していく計画だ。
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