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TeslaのAIチップ責任者で元AMDのジム・ケラー氏がIntel入り
AMD、Apple、AMDからTeslaに移り、自動運転車用AIプロセッサ開発に従事しているジム・ケラー氏が、今度はIntel入りし、SoCの設計・開発を担当する。
米Intelは4月26日(現地時間)、米Teslaのハードウェア担当副社長ジム・ケラー氏(59)を上級副社長として迎えると発表した。ケラー氏は4月30日からSoCの設計・開発を担うシリコンエンジニアリングを統括する。
ケラー氏は2016年にTesla入りし、自動運転車用の専用AIプロセッサ開発を統括している。Teslaの前は米AMDで「Zen」アーキテクチャを手掛けた。さらにその前は米AppleでA4プロセッサに携わった。
TeslaのAIプロセッサ事業は、ケラー氏のApple時代の同僚で、元Intelのピート・バノン氏が引き継ぐと、米Electrekが報じた。
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