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IBM、Notes/Dominoをインド企業に売却へ

30年近い歴史を持つグループウェアの代表的製品がIBMの手を離れる。

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 米IBMは12月6日(現地時間)、Notes、Dominoを含むエンタープライズ向けソフトをインドのIT企業HCL Technologiesに18億ドルで売却すると発表した。規制当局の認可が得られれば、2019年中頃に売却は完了する。

 NotesとDomino以外に売却される製品は、Appscan、BigFix、Unica、Commerce、Portal、Connections。 

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IBM Notes/Domino
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HCL Technologies

 Notesは米ソフトウェア企業Lotus Developmentが開発し1989年に発売したグループウェアの代表的製品。1995年にIBMがLotusを買収したことによりIBMにとって重要なソフトウェアの1つとなった。Notesはクライアント製品でDominoがサーバ製品。

 IBMでコグニティブソリューション&リサーチを担当するジョン・ケリー上級副社長は、IBMはIT業界で急成長しているセグメントであるハイブリッドクラウドなどの優先順位を上げており、幾つかのコラボレーション、マーケティング、コマース分野のソフトウェア資産を手放すときが来たと売却意図を説明している。

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