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» 2005年07月13日 00時00分 公開

10万円未満で買えるWideSXGA+対応21.1インチワイド液晶ディスプレイ──ナナオ「FlexScan S2110W」 (1/3)

ナナオから注目度大の液晶ディスプレイ「FlexScan S2110W」が登場した。21.1インチワイドのWideSXGA+(1680×1050ドット)という大画面ながら、同社直販サイト専用モデルとすることで、9万9750円(税込み)という低価格を実現している。液晶ディスプレイのさらなる大画面化と高解像度化、低価格化を加速しそうな1台だ。

[林利明(リアクション),ITmedia]
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21.1インチWideSXGA+で9万9750円!

 現在、液晶ディスプレイの主流は17/19インチのSXGA(1280×1024ドット)モデルだが、より大画面と高解像度のニーズも根強い。20インチ以上でUXGA(1600×1200ドット)の製品もあるとはいえ、普及は伸び悩んでいる。製品数の少なさはともかく、高画質と高機能を両立し、かつ、買いやすい価格(これは人それぞれだが)を実現した製品がないことが大きな理由だろう。

 ナナオの新作となる「FlexScan S2110W」(以下、S2110W)は、そんな状況を一変させる雰囲気を持った、大画面で高解像度の液晶ディスプレイだ。画面サイズは21.1インチで、最大解像度は1680×1050ドットというワイドタイプの製品である。FlexScanシリーズでは初めてのワイド液晶となり、ナナオが「満を持して投入」と自信を持つ戦略モデルだ。

S2110Wの正面からのカット WideSXGA+(1680×1050ドット)に対応した21.1インチワイド液晶ディスプレイ「FlexScan S2110W」

 縦方向の解像度はUXGAの1200ドットより少ないものの、1050ドットあれば感覚的な差は小さい。1360×768ドットのWideXGAだと、縦が短くていまひとつ不便なのだが、1680×1050ドットになるとかなり快適だ。複数のウィンドウを開いたり、ツールパレットをたくさん並べるアプリケーションでは、わずかな差だが横方向の解像度が多い分、UXGAよりも使いやすく感じる場面もある。

SXGAの実ドット表示 S2110WでSXGA(1280×1024ドット)の画面サイズを実ドットで表示させたところ。画面の左右にゆとりができているのがわかる

 機能と性能は追って紹介するとして、画面サイズと最大解像度を除けば、20.1インチUXGAの「FlexScan L887」とほぼ同等と考えてよい。さらに、直販サイト「EIZOダイレクト」の専用モデルとすることで、9万9750円(税込み)という10万円以下の価格を達成した。FlexScan L887の最安値が14万円前後であることを考えると、コストパフォーマンスは非常に高い。本体カラーとして、ホワイト&シルバーとブラックの2モデルが用意されている。

 ちなみに、最大解像度の1680×1050ドットは、まだまだ一般的な解像度ではない。ビデオカードやグラフィック統合チップセットが1680×1050ドット対応でなければならないが、インテルのi845以降、nVIDIAのGeForceシリーズ、ATIテクノロジーズのRADEONシリーズは、最新ドライバで1680×1050ドットを出力できる。

 ただし、一部の古いビデオカードやグラフィック統合チップセットには、1680×1050ドットを出力できないものがある点に注意が必要だ。このあたりの互換性情報はナナオのWebサイトに掲載されているので、S2110Wの購入を検討する際は、必ず事前に確認してほしい。

ユーザビリティに配慮した本体設計

 S2110Wのスタンドは、チルトとスウィーベル、高さ調節を備えた「ArcSwing 2」だ。画面の高さ、向き、上下の角度をフレキシブルに調整できる。なお、試用機ではチルト動作がやや堅く感じたが、スイーベルと高さ調節はスムーズだった。

見下ろす位置に画面を調整したところ フレキシブルスタンド「ArcSwing 2」により、目に優しい、画面を見下ろす位置に、画面の向き、高さ、角度を調節できる

 入力はDVI-I×2系統だ。付属ケーブル(コネクタの片側がミニD-Sub15ピン、もう片側がDVI-I)を使って、アナログ接続もできる。デジタル接続用のDVI-Dケーブルも付属する。

入力インタフェース部分 入力インタフェースはDVI-I×2系統。アナログ×2、アナログ/デジタル×各1、デジタル×2のいずれにも対応可能だ。右はUSB2.0アップストリームポート
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