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» 2007年08月31日 10時00分 公開

“モンハン”推奨ディスプレイに認定!――BenQ「FP241VW/FP94VW」のゲーム性能に迫る (1/3)

“ゲームプレイに最適な液晶ディスプレイ”をうたうBenQの「FP241VW」と「FP94VW」が、人気オンラインゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン」の推奨製品に認定された。今回は実際にFP241VWとFP94VWでモンスターハンター フロンティア オンラインをプレイし、ゲーム用ディスプレイとしての性能をチェックする。

[PR/ITmedia]
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快適なゲーム環境を提供するSenseye+game

 BenQの「FP241VW」と「FP94VW」は、“ゲームプレイに最適な液晶ディスプレイ”という共通したコンセプトのもとに開発された製品だ。上位モデルのFP241VWは1920×1200ドット(WUXGA)に対応した24インチワイド液晶パネル、下位モデルのFP94VWは1440×900ドット(WXGA+)に対応した19インチワイド液晶パネルを搭載しており、いずれもHDMI入力端子を備えている。両製品の詳細はこちらの記事を参照してほしい。

「FP241VW」(写真=左)と「FP94VW」(写真=右)

 FP241VWとFP94VWをゲーム用ディスプレイとして見た場合、大きな特徴となるのがBenQ独自の画像補正技術「Senseye+game」だ。Senseyeについては、従来からBenQの液晶ディスプレイに搭載されていたので、すでにその効果を体感している人も多いだろう。映像信号を、コントラスト、カラー(主に彩度)、シャープネスの3方向から分析し、それぞれを補正することによって、違和感なく、しかも見目よく表示するための技術である。

 Senseyeを採用した従来機では、用途別の画質モードとして「標準(スタンダード)」「動画(ムービー)」「ダイナミクス」「写真(フォト)」の4つを搭載していたが、Senseye+gameに対応したFP241VWとFP94VWでは、新たに「アクションゲーム」と「レーシングゲーム」の2つのゲーム用モードを追加している。プレイするゲームの種類に応じて最適な画質モードを手軽に選べるのはユニークだ。

 これら6つの画質モードは、前面のボタンを押すたびに順次切り替わる仕組みだ。また、これとは別に「標準」「アクションゲーム」「レーシングゲーム」の3モードのみが切り替わるゲーム専用のボタンまで用意している。この辺りからも、FP241VWとFP94VWがゲーム用途に注力した機体であることがうかがえる。

動画の残像感を低減させるAMAとPerfectMotion

 しかし、液晶ディスプレイには特有の表示傾向があるため、Senseye技術で映像信号を補正するだけではゲームに最適と言いがたい。ユーザーが液晶ディスプレイでゲームをプレイする場合に気になるのは、発色や階調性より動画の残像感だろう。これがRPGのように比較的動きがおとなしいゲームならばまだしも、シューティング、アクション、レーシングなど表示の書き換えが速いゲームだと、終始違和感を持ったままでプレイしなければならない。

 ゲーマーにとって液晶ディスプレイの残像感は看過することのできない問題だが、BenQはこれを解決するための手段として、「AMA」(Advanced Motion Accelerator)を実装している。AMAとはいわゆるオーバードライブ技術のことで、液晶分子にかける電圧を通常よりも高く(または低く)設定することで、中間階調の応答速度を向上するものだ。

 AMAだけでも大きな効果はあるのだが、FP241VWにはさらなる応答性の向上を図るべく、PerfectMotion機能も実装されている。PerfectMotionは、映像のフレーム間に黒い画面を挿入する機能である。これにより、動画表示時に残像感がないCRTのようなインパルス型の表示特性を擬似的に再現し、液晶特有の残像感を低減できるのは見逃せない。効果は単にオンとオフだけでなく、3段階で効果の強弱が付けられるため、映像ソースに応じた使い分けが可能だ。ちなみに、FP241VWのアクションゲームモードでは強度2、レーシングゲームモードでは強度3にPerfectMotionが自動設定される。

Senseye+gameでは新たに「アクションゲーム」モード(写真=左)と「レーシングゲーム」モード(写真=右)が追加された。さらにFP241VWの場合、これらのゲーム用画質モードにPerfectMotion機能が適用される

 ここまでは今までのおさらいだが、今回は実際にアクションゲームをプレイし、FP241VWとFP94VWのゲーム用ディスプレイとしての実力を診断してみた。プレイしたタイトルは、カプコンの人気オンラインアクションゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン」(以下、MHF)だ。FP241VWとFP94VWは、MHFの推奨ディスプレイに認定されており、これら2製品でプレイした場合、ゲームの魅力を余すことなく味わえることが期待できる。

モンスターハンター フロンティア オンラインで狩猟生活を始めよう

 まずはMHFについて、簡単に概要を紹介しておこう。MHFは、2004年春にコンシューマーゲーム機用として発売された「モンスターハンター」を祖とし、以来「モンスターハンターG」「モンスターハンター2(ドス)」と代を重ねてきたアクションゲームシリーズの最新作。PSP用の2作品を含めれば、わずか3年で合計6つの作品を輩出した人気シリーズである(そのほか、携帯電話用のアプリもある)。今回のMHFは2をベースとしたゲームだが、プラットフォームをPCに移すとともに、新要素を加えることで、従来とは一味違った作品に仕上がっている。

 MHFはオンラインゲームということもあり、ソフトは公式サイトから無料でダウンロードでき、プレイ日数に応じた利用料金を支払うことでプレイが続けられるという課金方式を採用している。30日間プレイできる利用クーポンや、パッケージ版限定の武器や防具などの購入特典が付加された「オンライン プレミアムパッケージ」(4190円)も販売中だ。また、入門者向けに無料でMHFの世界を体験できる「トライアルコース」も提供されており、PCのスペック面さえクリアできれば、誰でも手軽に始められる。

モンスターハンター フロンティア オンライン


製品情報
メーカー カプコン
ジャンル ハンティングアクション
対応OS Windows 2000/XP/Vista(日本語版)
発売日 2007年7月5日(正式サービス中)
利用料金(税込) HR2までのクエストは無料(トライアルコース)
30日:1400円、60日:2660円、90日:3780円(ハンターライフコース)
対象年齢 CEROレーティングC(15歳以上)


 MHFのゲーム内容は、タイトルのごとくモンスターを狩るのだが、その行動原理は正義感や宗旨ではなく、シンプルに生活のためだ。街で依頼されるクエストを受注し、狩りに出かけ、モンスターを倒して「素材」を手に入れ、成功報酬をもらう、というのがゲームの一連の流れになる。

 ゲームシステムはRPGのようだが、経験値やレベルアップ、職業などの概念は一切ない。ハンターランク(HR)というものは存在するが、これはプレイヤーが受注できるクエストに制限をかけるために便宜上設けているにすぎず、HRが上がってもゲームキャラクターのパラメータは微塵も増減しないのだ。

豊富な武器と防具はMHFのウリ。写真は9月5日の大型アップデートで追加される新武器

 パラメータ上昇の代わりとなるのが武器や防具である。これらはモンスターから入手できる素材や鉱物によって強化できるようになっており、強い武器、硬い防具を持っていれば、クエストを有利に進めることができる。

 武器は、片手剣、大剣、ハンマー、ランス、双剣、ガンランス、太刀、狩猟笛、ライトボウガン、ヘビーボウガン、弓と多彩なバリエーションがあり、それぞれが斬撃、打撃、射撃のいずれかの攻撃特性を備えている。どの武器も強い個性を持ち、前衛、後衛、支援といった住み分けも可能だ。いわばRPGの「職業」システムに近いが、武器の装備には制限がないので、好みや気分、クエスト内容に応じて気軽に使い分けられる。

 防具は、頭、胴、両手、腰、足の5パーツに分かれている。多くはモンスターの素材を使って製作するのだが、種類が非常に多く、しかもそれぞれに個性的なグラフィックスを用意している。このためか、実用性より見た目のコーディネートを楽しむ人も多い。

多種多様なモンスターが登場。写真は9月5日の大型アップデートで追加される「ティガレックス」

 対するモンスターも種類が豊富だ。クエストの対象は、鳥竜種、飛竜種、牙獣種、魚竜種、甲殻種、古龍種がメインだが、このほかにも草食種や獣人種、甲虫種といった種が存在する。細部までリアルに作りこまれた大型モンスターがグリグリと動きまわることが、MHF最大の見どころと言えるだろう。攻撃手段もバリエーションに富んでおり、四肢や尻尾、ブレスをハンターに叩きつけてくる。行動も生物らしく、怒りもすれば、鳴いて逃げたりもするのが楽しい。体力が低下すれば、回復するために水を飲んだり、肉を食べたり、睡眠をとったりと多彩な行動を見せる。

 MHFの基本は以上の通りだが、これは触りの部分をかいつまんで紹介したにすぎない。さすがにシリーズ6作目ともなると規模が膨大で、ここでは枚挙にいとまがない。詳細はMHFの公式サイトを参照してほしい。HR2までのクエストならば無料で遊べるため、まずはダウンロードして試用してみるとよいだろう。

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