キーワードは「マルチモード」──PCに“プラス”して使う、PC&タブレットの“今後あるべき姿”とはこれからのPC&タブレットの未来がここに(1/5 ページ)

レノボ・ジャパン2013年冬製品群のキーワードが「マルチモード」。あらゆる場面でPCやタブレットを自在に自由に使えるスタイルを──と、PC&タブレットの“今後あるべき姿”を示す提案だ。具体的にどんなシーンで使うとメリットがあるか。それぞれのシーン別に紹介しよう。

» 2013年12月06日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]

これからはタブレットの時代? いえ、「マルチモード」の時代に

 調査会社GfK Japanが2013年11月に発表したPCおよびタブレット端末の販売動向によると、PCは前年比24%の減少。対してタブレットは89%増と大きな成長を見せているという。

 では、PCはなくなっていくのか。そうではない。PCがなくなるのではなく、伸びていくタブレットとともに個人向けIT機器はユーザーの使い方が大きく変わり、かつ、これまで以上に多様化されるようになっていくのだ。また、タブレットと一言で言ってもOSが何種類もあり、さらに7型/8型ほどの小型サイズから、10型/11型サイズ、20型クラスとやや大型の機種まで、その内容はさまざま。それだけすでに細分化されている。このため、どれを選べばいいかよく分からない人も多いはずだ。

 それを解決するキーワードが「マルチモード」である。

 「マルチモード」とは何か。今回は、マルチモードをテーマに製品群を投入するレノボ・ジャパンの各シリーズを参考に、2013年秋冬新製品となるPCとタブレットを比較し、シーンごとに使う「マルチモード」での活用方法を考えてみたい。

photo 「マルチモード」を具現化するレノボ・ジャパンの製品群。左奥から「Flex 20」「Flex 14」、左前から「Yoga 2 Pro」「YOGA TABLET 8」「YOGA TABLET 10」だ

 レノボ・ジャパンが打ち出す「PC+」という概念がある。PCに基軸を置きつつも、これまでのPCに何かを“プラス”した製品を積極的に提案することで、ユーザーはこれまでよりクリエイティブに、さらに幅広いシーンでPC機器を自然に使えるようになる──つまり「何かを成し遂げようとする人」を幅広くサポートするという考え方だ。

 例えば、14型サイズの「Flex 14」はどうか。見た目はよくある普通の“ノートPC”だが、タッチディスプレイがそのまま奥へ、くるりと裏側まで(最大300度まで)開く機構を設けた。これにより大きな画面の“机上ビュワー”に変身する。「2つの顔」を持つわけだ

 13.3型サイズの「Yoga 2 Pro」はもっとユニークだ。“ノートPC”のスタイル(ラップトップモード)、同様にくるりと裏側まで開いて“卓上ビュワー”のスタイル(スタンドモード)、それを上下逆向きに置いて設置範囲を広めた“キッチンビュワー”のスタイル(テントモード)、最後にディスプレイをそのままたたんだ“タブレット”のスタイル(タブレットモード)と、なんと1台で「4つの顔」を持つ。

 ではさっそく、シーン別での活用方法を見ていこう。

シーン1:デスクトップで使う

マルチモードをデスクトップで使う

 机上は最も一般的で、かつ長時間使用するPC機器活用の基本となるシーンだ。PCとして使うことを想定し、画面の大きさや見やすさ、キーボードやタッチ操作のしやすさといった、その“素直な使いやすさ”を重点にしたい。

 このポイントを押さえた推奨シリーズとして、まずは「Flex 14」を取り上げたい。Flex 14は14型ワイドの液晶ディスプレイを備え、重量約2キロのベーシックノートPCだ。普段はノートPCとして使う「ラップトップモード」として、時には300度回転ヒンジによる「スタンドモード」でタッチ対応ビュワーとしても使える。パワフルかつ省電力なインテル®Core i5 プロセッサー/インテル®Core i3プロセッサーに加え、最大8Gバイトまでメモリを搭載できるので、家庭/オフィス内で楽に持ち運べる特長とともに、ビジネスシーンにも活用できる。


Flex 14ラップトップモードFlex 14スタンドモード Flex 14ラップトップモード(写真=左)/Flex 14スタンドモード(写真=右)

 オールイオンワンデスクトップの「Flex 20」も同じく家庭/オフィスでとても使い勝手がよい。普段はスタンドを立てた「デスクトップPCモード」で使うのが基本だろう。インテル®Core i3プロセッサーを搭載。ディスプレイは19.5型ワイドと大きく、1600×900ドット表示に対応するため、かなり高精細だ。本体へのタッチ操作に加え、いつも使用するワイヤレスキーボードとマウスも併用できるので、効率のよい作業性が期待できる。

 さらにFlex 20は、本体をペタンと180度倒した「テーブルPCモード」にも変形する。テーブルPCモードによりタッチ操作がかなりしやすくなるうえ、図面やイラストなどのデータを紙の印刷物と似た感覚で表示し、メンバー間で確認しあうといったシーンにも適している。家族や仲間が集まって写真や動画コンテンツを視聴する機会を中心に、マルチな用途で活躍してくれそうだ。

photophoto Flex 20デスクトップPCモード(写真=左)/Flex 20テーブルPCモード(写真=右)

Flex 14の活用シーン

 もう少しマルチに使いたい場合は高性能シリーズ「Yoga 2 Pro」もおすすめしたい。Yoga 2 ProはCPUにインテル®Core i7-4500U プロセッサー、256GバイトのSSD、8Gバイトメモリ、3200×1800ドット表示の超高精細ディスプレイを採用するハイクラスPC。そしてなにより、キーボードを360度回転させたスタンドモードで卓上ビュワーとして、さらにタブレットモードにしてタブレットとしても使える。

 ビジネスシーンにも、発表するプレゼンテーションデータを前もって確認したり、商談の席でお客様に資料を見せながら説明するといった機会に使うといかがだろう。使う場所やシーンによって形を自在に変えられる──「あ、なるほど。このほかに、こんなところでもこう使えそうだ」とひらめいた人もいるはずだ。

Yoga 2 Pro ラップトップモードYoga 2 Pro ディスプレイ180度オープンYoga 2 Pro スタンドモード Yoga 2 Pro スタンドモード(写真=左)/Yoga 2 Pro ディスプレイ180度オープン(写真=中央)/Yoga 2 Pro スタンドモード(写真=右)

 今回用意したタブレットモデルは「YOGA TABLET 8」、「YOGA TABLET 10」の2機種。Android 4.2を搭載するほか、1280×800の解像度と画角は狭いが、手元で気軽にブラウジングするのにはちょうどよい。PCを使うよりも気軽にネット接続を楽しめるので、利用してもよいだろう。

YOGA TABLET 8 スタンドモードモードYOGA TABLET 10 ホールドモード YOGA TABLET 8 スタンドモードモード(写真=左)/YOGA TABLET 10 ホールドモード(写真=右)

デスクトップで使う「マルチモード」
項目 Flex 14 Flex 20 Yoga 2 Pro YOGA TABLET 8 YOGA TABLET 10
画面の見やすさ/高精細さ ★★★☆ ★★★★ ★★★★☆ ★★☆ ★★★
文章の打ちやすさ ★★★★ ★★★★☆ ★★★★ ★★☆ ★★☆
作業パフォーマンス ★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★ ★★
短評 机上でPC作業するのにちょうどよいサイズ 大画面で見やすい、作業性はとても高い 形のバリエーションが豊富、使い勝手がよい 手軽なブラウザとして便利 より画面が大きく、机上でも扱いやすい
(満点:★★★★★、☆は0.5点)
       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:レノボ・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月19日

●Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside Celeron、Celeron Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、Xeon、Xeon Inside、Ultrabook は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。