ゼロから始めるゲーム実況!! 配信設定やパソコン選びのポイントを解説(2/2 ページ)

» 2017年09月22日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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ゲームプレイ+リアルタイム配信にはマルチタスク性能が重要

 ゲームではCPU性能はさほど重要視されず、シングルコア性能がそれなりにあればいいとされがちだが、さらに配信もするとなると、より高いCPUパフォーマンス、特にマルチタスク性能が必要になってくるため、従来のゲームマシンとは少し選び方が変わってくる。

 そこでお勧めしたいのが、サイコムとプロゲーミングチーム「DeToNator」のコラボモデルである「G-Master Mace B350A-Mini-DTN-STR」だ。Twitchなどでの配信で活躍するYamatoN氏やStylishNoob氏など、同チームのストリーマーが監修を行ったストリーマー向けのゲームマシンだ。

サイコムの「G-Master Mace B350A-Mini-DTN-STR」は、ストリーマー向けゲーミングモデルだ。プロゲーミングチーム「DeToNator」とコラボレーションし、同チームのストリーマーが監修を行っている

 同コンセプトのマシンにはヘビーゲーマー向けの「G-Master Spear X370A-DTN-STR」もあるが、こちらは省スペース性とコストパフォーマンスを意識。ボディーにはFractal DesignのmicroATXケース(Define Mini C)を採用し、ゲーム&配信を快適にこなせるスペックを備えつつ、見た目にもスマートに仕上げている。

マルチタスク性能に優れるRyzen

 このマシンのキモとなるのが、AMDのRyzenだ。同価格帯のIntel CPUの大きく上をいくマルチコア構成を採用しており、マルチスレッド、マルチタスク性能に優れ、CPU市場でも大人気だ。

 スペックはBTOでカスタマイズできるが、標準構成ではリーズナブルな価格ながら6コア12スレッドに対応するRyzen 5 1600を採用。ゲーム実況配信のように、複数の作業を同時に行う用途に向く。

標準構成のCPUにはRyzen 5 1600を採用。ミドルレンジながら6コア12スレッドとメニーコアを内蔵。ゲーム実況配信のように、複数の作業を同時に行うような用途にはぴったりだ(画面=左)。標準構成ではGeForce GTX 1060を搭載したMSIの「GeForce GT X1060 ARMOR 6G OC V1」を搭載する。GPU温度60度以下ではファンが停止するセミファンレス仕様で静音性に優れる(画面=右)

 標準構成ではB350チップセット搭載マザーボード、GeForce GTX 1060(6GB)グラフィックスカード、525GB SSDと組み合わせ、ゲーム&配信パフォーマンス向けにバリバリ使えるパフォーマンスとリーズナブルなプライスを両立している。プロゲーマー御用達とあって、これからゲーム配信を始めたいストリーマーにぴったりなモデルに仕上げている。

本体前面と背面。省スペース性を重視したコンパクトなボディーにホワイトのカラーリングは部屋のインテリアにもなじみやすい

左側面はクリアパネル仕様で内部が見える。BTOでイルミネーション機能を追加すれば見た目にも楽しい

 長きにわたってBTOマシンを販売し、パーツ選定眼に定評のあるサイコムのPCだけに、高コスパといってもただ安いパーツで組み上げているわけではない。標準マザーボードのMSI B350M MORTARは、シンプルな機能ながら電源部などの実装部品にこだわった品質重視の設計。標準のCPUクーラーにもしっかりと冷却能力の高い「Core Frozr」を採用している。メモリもメジャーチップの6層基板、電源ユニットはトップブランドであるSeasonicのOEMと、すべてのパーツが品質にこだわって選定されている。

標準のCPUクーラーは、MSIのサイドフロー型「Core Frozr」を採用。高い冷却能力と静音性を両立している

実際にPUBGを配信してみて快適さを実感!!

 実際の配信含めたパフォーマンスを確認しよう。評価機のスペックは下の表の通りだ。

評価機のスペック G-Master Mace B350A-Mini-DTN-STR
CPU AMD Ryzen 5 1600(6コア12スレッド)
CPUクーラー MSI Core Frozr
メモリ 16GB(PC4-19200 8GB×2)/メジャーチップ、6層基板
ストレージ 525GB SSD(Serial ATA 6Gb/s)/Crucial CT525MX300SSD1
グラフィックス機能 GeForce GTX1060(6GB)/MSI GeForce GTX1060 ARMOR 6G OC V1
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN
電源 550W 80PLUS Gold/Cyonic AU-550X(Seasonic製OEM)
ケース Fractal Design Define Mini C White Window
OS Microsoft Windows 10 Home 64bit (1703)

 まず、定番ベンチの3DMark/FireStrikeではスコア10000超え、最高品質設定のFINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークでもやはり10000超、「非常に快適」評価と、ゲーム向けに申し分ないパフォーマンスがあることが確認できる。

3DMark/FireStrikeの結果

FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク

 マルチスレッド、マルチタスク性能の目安になるCINEBENCH R15のCPUスコアは1121cb。Core i7-7700K搭載機の水準である960〜980cbを大きく上回っており、Ryzen 5 1600の性能の高さ、コスパの高さが分かるだろう。PCMark 10でも高きスコアをマークしている。

CINEBENCH R15のスコア

PCMark 10のスコア

 さて、PUBGをプレイしてみよう。解像度1920×1080ピクセルで画質設定「中」で試してみた。配信なしのプレイ時は70〜90fpsくらい。配信と録画を同時に行ってもほとんど変わらず、70〜85fpsくらいで、ごく稀に60fps前後になる場面も見られたという程度だった。配信なしと配信中の差は、体感ではまったく分からないレベルだ。慣れていないのでついつい配信していることを忘れて、無言になったり、ぼそぼそ小声になったりしてしまったが、PUBGの配信が快適に楽しめるのは間違いないところだ。

配信(同時に録画)しながらでも、配信しない時とほとんど変わらずPUBGをプレイできた

配信中、OBS Studioにはエンコードのフレームレートなどが表示される

ゲーム&配信ならこれでキマり!

 PUBGのメガヒットをきっかけにゲーム実況配信に注目が集まる中、自分で配信してみたいゲーマーをターゲットにした「G-Master Mace B350A-Mini-DTN-STR」は、まさに市場のニーズにズバリ応えるタイムリーな製品といえる。PUBGのゲーム実況は従来のヘビーゲーマー以外のライト層も巻き込んでいるだけに、今が旬のAMD Ryzen 5を使い、高コスパ&省スペースに仕上げたセンスも見事だ。

 実際に使ってみて、性能だけでなく、静音性も強く印象に残った。アイドル時はもちろんだが、高負荷時でも落ち着いており、机の上に置いて至近距離で使っても耳障りに感じないほどで、机の上でも少し奥に置いたり、足元に設定してしまえば、意識しない限り分からない。このあたりも幅広いユーザーに受け入れられそうだ。また、ゲーム配信中はCPU、グラフィックスカードを中心にPCに高い負荷がかかるたけに、パーツ1つ1つ、品質面の裏付けがある点も心強い。

 現在は特別割引中なので、さらにお買い得だ。Ryzen 5 1600、メモリ8GB、525GB SSDといった標準構成で税込み14万1740円。メモリを16GBにして評価機と同等の性能にしても15万円内(14万9270円)に収まる。これからゲーム配信をやってみたいという方にはまさにピッタリ、強くお勧めしたい製品だ。

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提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月28日