初めてのNASはQNAPで! 新生活にぴったりな「TS-228A」徹底活用術(1/3 ページ)

NASと書いてナスと読む。このNASという機器は、ビデオ、音楽などのファイルをスマートに管理してくれるHDDのような製品だ。スマホで撮りっぱなしの写真をスッキリきれいに整理したい人にぴったり!(提供:QNAP株式会社)

» 2018年04月02日 10時00分 公開
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NASって何? 何ができるの?

 今回紹介するのは、新生活にぴったりなNAS。NASという言葉に聞き慣れない方も多いかもしれないが、用途のイメージとしては外付けHDDのもう1つの「カタチ」と考えればよい。ただし、USBケーブルでPCと接続するのではなく、有線LANや無線LAN、いわゆるホームネットワークを介して接続する。

 そして、このNASにアクセスできるのは外付けHDDのように1台のPCに限られることなく、複数台のPC、スマートフォン、タブレットなど、ネットワークにつながっている機器から自由に、同時にアクセスできる。また、ホームネットワーク内のNASに、インターネットを介して外出先からアクセスすることも可能だ。場所にとらわれることがない外付けHDDといえるだろう。

QNAPのエントリー向けNAS「TS-228A」で新生活をもっと便利に!

 例えば、スマートフォンの本体メモリがパンパンになってしまったとき、Google DriveやiCloud、Dropboxのようなクラウドストレージを利用している方もいると思われるが、これらは無料で利用できる容量が少なく、もっと使いたいという場合には割高の使用料がかかる。この点、NASならばもっと大容量のストレージを手軽に扱える。

 新生活では、新たなチャレンジや新たな出会いなどで、スマートフォンのストレージが写真でみるみる埋まっていくだろう。そのバックアップ先として、自宅だけでなく外出先でも、5GBや10GBといったちょっとした容量ではなく、数テラクラスの大容量を実現できるのがNASだ。それに、製品によっては便利な管理アプリも用意されているので、アルバムのように写真を眺めたり整理したりできる。

 おおよそNASのイメージをつかんでいただけただろうか。ここで、NASの2つの販売形態について触れておきたい。

 まず、おそらく小売店で最も目にするのは“完成形”のNASだ。あらかじめHDDを組み込んだ状態で販売されており、買ってきて自宅のLANにつなぎ、電源を入れれば利用できる。ただし、HDDの容量ラインアップが限られているので、自分にちょうどいい容量がない場合がある。

 そこで検討してほしいのがもう1つの販売形態である「NASキット」だ。NASキットではHDDをユーザー自身が組み込むため、その点では手間が1つ増える。ただし、そのHDDはPCパーツショップで販売されているさまざまなHDDの中から、容量とコストに見合ったものを選べばいいので、ニーズにぴったりの1台に仕上げることができる。

NASキットのHDDベイ

 もっとも、NASキットの魅力はHDDが選べることよりも、機能が豊富なところある。

 NASは、PCでいうWindowsと同じように、内部で専用のOSが動いている。Windows PCにソフトウェアをインストールすることでできることが増えていくように、NASにもアプリをインストールすればできるが増えていく。少し複雑に聞こえるかもしれないが、実際にはスマートフォンにアプリを入れるのと同じ感覚、同じ操作手順なので構える必要はない。

スマホのようにアプリを追加して機能を拡張できる

 最近では完成形NASでも、同様にアプリを追加できるものが登場している。ただし、NASキットがそれらと異なるのは、日本だけでなく世界中にユーザーがおり、アプリの開発も活発な点にある。

 写真をアルバム化するアプリも、バックアップを自動化するアプリも、映像を管理・再生するアプリも、使い勝手の異なるさまざまな種類が用意されており、HDD容量だけでなく機能まで自分に合わせてカスタマイズできるのが魅力だ。

「TS-228A」がやってきた!

 さて、ここまで見てきたように、PCからだけでなくスマートフォンやタブレットからでもアクセスでき、必要な容量に応じてHDDを選べる、そして新生活という何かを始めるタイミングにぴったりな、お求めやすいNASとしてオススメしたいのがQNAPの「TS-228A」だ。

「TS-228A」は外箱もコンパクト

 QNAPはビジネス市場で高いシェアを誇るNASのトップメーカーだ。高い品質と信頼性が求められる企業向けモデルで定評があるが、今回紹介するTS-228Aのように家庭向けモデルも幅広く取り扱っている。

 本製品は、ホームエンターテインメント向けのエントリーモデルだが、例えば「Silent NAS」シリーズのようなファンレス静音モデルやPCオーディオに特化したモデルもあり、こちらはオーディオ愛好家に支持されている。

 TS-228Aは家庭向けモデルの中でも特にデザインに特徴がある。一般的なNASは前面にドライブベイを設け、ひと目でNASと分かるくらい実用性と保守性を重視したデザインが多いが、本製品は外付けHDDと見間違うほどスッキリとした外観だ。大きさも、3.5インチHDDと比べてもそう大きくはなく非常にコンパクト。だからこそ、家庭内に置いても違和感がない。

タワー型で各面フラットなデザインで家庭内のどこに設置しても調和する

本体前面と背面。前面には2つのボタンと、USB 3.0×1ポートを備える。USBポートにカードリーダーを挿せば、デジタルカメラからの写真の取り込みも簡単だ。背面はDCジャックとギガビットLAN、USB 2.0×2ポート、リセットスイッチがある

 TS-228Aには兄弟モデルに「TS-128A」がある。この違いは搭載できるHDDの数にある。TS-228Aは2台、TS-128Aは1台だ。

 NASでは、2台搭載できるモデルの方が魅力がある。その理由は冗長性だ。2台のHDDに全く同じデータを書き込むことで、仮にそのうちの1台が故障したとしても、同じタイミングでもう1台が壊れていなければデータを失うことはない。壊れた方のHDDを交換することで、元の状態に戻すことが可能だ。だから、家族写真やホームビデオ、家族の重要なデータを保存するなら、外付けHDDよりも信頼性の高いNASを選びたい。

 NASに冗長性を持たせる場合、搭載するHDDは同じ容量、同じ型番のものを選ぶ。そしてできれば「NAS用」をうたうHDDを選ぶのが良い。

 より安価なデスクトップ用HDDを搭載することも可能だが、NAS用HDDはモーターの回転数を調節することで発熱を抑え、冗長性のキモとなる「RAID」に最適なコマンドを搭載している。そのため、デスクトップ用HDDよりも壊れにくいとされている。ここは覚えておこう。

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提供:QNAP株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年4月8日

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