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Core i7-3770Kで最安を目指す動き「こんなときだからあえて逆を」週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

円安による値上がりで、「Core i7-3770K」に3万円超の値段がつけられるのも珍しくなくなっているが、ツートップ秋葉原本店は「こんな時勢だから」と地域最安を狙う。

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グラフィックスカードも「値上がり前に買えるラストチャンス」という週末

ツートップ秋葉原本店のPOP

 円安などによるPCパーツの値上がりは今週末も続いている。メモリやHDD、SSDは軒並み上がっており、CPUにいたっては売れ筋の「Cire i7-3770K」に3万円を超える値をつけるショップが複数現れるようになった。2012年4月の発売時でさえ2万9000円だった同CPUの動向を、「ついに大台を超えてしまいました」(某ショップ)とお手上げ状態で見守る関係者は多い。

 そんな中、ツートップ秋葉原本店は、3770Kと3770の「周辺地域最安」をあえて狙いにいっていた。「他店徹底対抗!」と掲げたPOPには、3770Kに2万9280円、3770に2万6300円の値がつけられ、アキバのライバル店よりも高い場合は同価格に調整するという。同店は「こういう情勢だからこそ、あえて逆行するキャンペーンを打ちました。在庫もけっこうそろえているので、しばらくはこのお値段でやっていけると思います」と意気込む。

TSUKUMO eX.のギガバイト製グラフィックスカードの値引きキャンペーン

 一方、グラフィックスカードやマザーボードなどの板モノは、昨年11月ごろの水準をキープしているものと、すでに値上がりが見られるものが混在した状況になっている。今週末から1月末までギガバイトの一部のグラフィックスカードを5%引きで売り出しているTSUKUMO eX.は、「これが値上がり前の値段で買えるラストチャンスのキャンペーンかもしれません。代理店によっては仕入れ値をすでに1〜2割上げていますから」と淡々と語っていた。

 値上がりの兆しが見えた年末年始にはHDDやSSDの駆け込み需要が発生したが、1月後半に入ってその動きも沈静化している。ただし、板モノについてはこれから駆け込み需要が発生するかもしれない。

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