「ゲームが動くまで全部面倒見ます」――ゲーミングPC「GALLERIA」はサポートに自信:“FF XIV特需”でユーザー増加中
ゲーミングPC「GALLERIA」ブランドを展開するサードウェーブデジノスが記者説明会を開催。「ここまでやるのはうちだけ」というPCの品質や手厚いサポートを説明した。
サードウェーブデジノスは9月13日、同社製ゲーミングPC「GALLERIA」に関する説明会を開催。ブランドの新しいイメージワードとして“GAME MASTER'S”を発表し、PCゲーム市場をリードしていくとアピールした。
「GALLERIA」シリーズはさまざまなゲームタイトルの推奨PCを販売しており、今回の説明会では、ゲーミングPCへのこだわりや取り組みを紹介した。本ブランドがほかのゲーミングPCと異なる点について、同社 PC本部企画部企画課 課長の冨岡功氏は「GALLERIAはPCゲームが動くだけではなく、快適に遊べるということに重点を置いている」と強調する。そのために同社はマシンの品質、カスタマイズ、サポートに力を入れているという。
マシンの品質については、PCケースへのこだわりを紹介。高い拡張性やGPUのSLI接続まで考慮したエアフロー、防音性と防振性が高いダブルエフェクトインシュレーターを採用する。
BTOカスタマイズの種類にも注力している。冨岡氏によれば現行のGALLERIAは実に1兆通りを超えるカスタムが行えるという。「世界に1台だけのマシンを作りたいというユーザーにとってカスタマイズの豊富さは重要。パーツの中でも特にCPUグリスと電源にはこだわっている。シルバーグリスやダイヤモンドグリスも用意しているし、カスタムのラインアップにある電源は実際のゲーム環境を想定して、室温50度の環境下で240時間のテストを行っている」(冨岡氏)
ゲームの快適な長時間稼働を実現するマシンに加え、サポートの手厚さもGALLERIAのウリだ。同社は推奨モデルを販売しているゲームについては、ユーザーが引っかかりやすいポイントやその対応策を事前にメーカーと話し合っておくことで迅速なサポートを実現している。「ゲームが動かないという相談に対して、ユーザーの周辺機器まで調査を行い、問題を発見した事例もあった」(冨岡氏)という。
こうしたこだわりから、GALLERIAはPCゲームイベントでの採用例も多い。プロ棋士とコンピューターによる将棋対戦「電王戦」に機材を提供しており、「東京ゲームショウ2013」でもファンタシースターオンライン2の試遊台に採用された。冨岡氏は「ゲームへのこだわりやサポートの手厚さはどこにも負けないという自負がある。1人でも多くの人にPCでゲームをする楽しさを知ってもらいたい」と語る。ゲーミングPCの人気が熱を帯び、メーカー各社がそれぞれ施策を展開しているが、GALLERIAブランドの展開にも注目したい。
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