「Mission Control」と言えば、Mac上で開いているウィンドウ、デスクトップの操作スペース、フルスクリーンのアプリ、Split Viewの操作スペースなど、全体を見渡して手軽にタスクを切り替えられる便利な機能です。
この機能は、トラックパッド上を3本指または4本指で上にスワイプしたり、Magic Mouseの表面を2本指でダブルタップしたり、DockやLaunchpadのアイコンをクリックしたり、AppleキーボードのMission Controlキーを押すか、Control+上矢印キーを押すことで起動します。
さて、最新のOS X「El Capitan」では、Mission Controlへよりスマートにアクセスする方法が追加されました。それは、ウィンドウを画面の一番上にドラッグするだけ。これで瞬時にウィンドウをMission Controlへ追加できます。
ただし、この機能を使うにはちょっとしたコツが必要です。ウィンドウ上部がぴったりとメニューバーにくっついても、さらにカーソルを画面外に移動させるくらいの勢いでグイッと上に動かすと、初めてMission Controlが起動するようになっています。誤操作を防ぐため、このような仕様になっているのでしょう。
ともかく、複数のウィンドウやアプリを開いたまま、平行して作業するユーザーにとっては、小さいながらも効率アップにつながる新機能です。
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