検索
インタビュー

「普通にスーツを着て就活はしたくない」17歳女子高専生がプログラミングを学ぶ理由(1/3 ページ)

エンジニア不足といわれている中で、高専生をインターンとして受け入れているベンチャー企業があるという。実際にどんな働き方なのか、インタビューしてみた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
spice life エンジニア 女子高専

 ここ数年、IT業界では“エンジニア不足”が大きな課題だといわれている。転職サイト「DODA」を運営するインテリジェンスが出したレポート(2016年1月発行版)によると、市場での求人倍率が最も高かった職種は「技術系(IT/通信)」。同レポートでは、エンジニアの求人ニーズが高まる一方で、転職希望者数は増えず、採用が難しくなっていると報告されている。

 そんな中、中学や高校、高専などでプログラミングを教える学校も増えており、実際にそうした学生をインターンで受け入れている企業もある。そのうちの1つであるspice life(東京都渋谷区)では、現在17歳の女子高専生である山下紗苗さん(通称・やましー)が、学校の春休みを利用してインターンとして働いている。

 spice lifeはオリジナルTシャツの作成が可能な「TMIX」や、制作費0円でTシャツ販売ができる「STEERS」などのWebサービスを運営しているIT企業。同社でエンジニアとしての業務を経験しているやましーさんに「高専ってどんなところ?」「なんでエンジニアになったの?」「実際にどんな働き方をしているの?」など気になっていることを聞いてみた。(聞き手:ITmedia鈴木)

山下紗苗さん(通称・やましー)

 1998年生まれ。高専入学と同時にプログラミングを始め、高専生が集まるイベント『高専カンファレンスlol』ではデザイナーもつとめている。主な使用言語はRubyで、spice lifeではエンジニアとしてRuby on Railsでシステムの構築を行う。女性向けプログラミング勉強会「Rails Girls」でコーチを勤めることもあり、長期休暇はベンチャー企業を中心にインターンをしている。ポートフォリオFacebookTwitter(@yamasy1549)GitHub


spice life エンジニア 女子高専
インタビューを引き受けてくれた、やましーさん
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る