Windows 10「Fall Creators Update」を手動で適用する
Windows 10 Fall Creators Updateの手動適用手順を画像とともに紹介する。
Windows 10の大型アップデート、「Fall Creators Update」の配信が10月17日から全世界で始まった。配信は順次となるが、手動でアップデートを即時適用することもできる。ここでは、スクリーンショットとともに手動の手順を追っていく。
なお今回のアップデートに関して、トレンドマイクロは同社の「ウイルスバスター クラウド」をインストールしたPCにFall Creators Updateを適用した場合、ブルースクリーンが発生する事象を確認したと発表している。更新の際には、PCにインストールしたソフトにこのような事例がないか、SNSや公式サイトなどで検索・確認してから始めたほうがいいだろう。
更新手順
まず、マイクロソフトの「Windows 10のダウンロード」ページから、「今すぐアップデート」をクリックしてアップデート用のプログラムをダウンロードする。
アップデートプログラムを起動すると、プログラムがWindows 10のバージョンをチェックする。新しいバージョンが確認できれば、「今すぐ更新」が表示されるのでこれをクリックする。
プログラムがPCのCPU、メモリ、ディスク容量をチェックし、全てに問題がなければ「次へ」が表示されるので、これをクリックする。
すると、更新プログラムのダウンロードと適用の準備が始まる。この間に他の作業もできるが、更新準備完了後30分で再起動がかかるので、作業ファイルを保存せずにPCから離れるなどしないように注意してほしい。
更新準備が完了すると、手動で「今すぐ再起動」もできる。これをクリックすると再起動の後に更新が始まる。前回のCreators Update適用時には再起動後に、プライバシー設定を聞かれたが、今回は特に聞かれなかった。
再起動が終われば更新は完了だ。更新によってデバイスドライバが消えていることもあるので(筆者の場合はThinkPad X240sのタッチパッドドライバが消えていた)、適宜再インストールなどして設定してほしい。
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