PHILIPS、DisplayHDR 1000対応の42.5型4Kディスプレイなど2製品
MMD Singaporeは、Philips製のHDR対応4K液晶ディスプレイ計2製品の取り扱いを発表した。
MMD Singaporeは4月24日、Philips製HDR対応4K液晶ディスプレイの取り扱いを発表、5月25日に販売を開始する。ラインアップはDisplayHDR 400対応モデルの「436M6VBRAB/11」とDisplayHDR 1000対応モデルの「436M6VBPAB/11」の2製品を用意。予想実売価格は436M6VBRAB/11が8万9000円、436M6VBPAB/11が11万9000円だ。
2製品はともにMVAパネルを採用した3840×2160ピクセル表示対応の42.5型液晶ディスプレイで、PC業界向けのHDR規格「DisplayHDR」に対応。下位の436M6VBRAB/11はエントリークラスの「DisplayHDR400」を、上位の436M6VBPAB/11はハイエンドグラスの「DisplayHDR1000」の認証を国内で初取得したモデルだ。
応答速度は4ms(スマートレスポンス動作時)、コントラスト比は5000万:1。輝度は436M6VBRAB/11が450cd/m2、436M6VBPAB/11が750cd/m2(ピーク1000cd/m2)を実現した。
映像入力は、436M6VBRAB/11がHDMI 2.0×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1を、436M6VBPAB/11がHDMI 2.0×1、DisplayPort×1、mini DisplayPort×1、USB Type-C×1を利用可能だ。
また、本製品の発売を記念したWeb限定CMの公開も開始している。
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