転職サービスDODA(デューダ)は8月27日、ビジネスパーソンを対象に行った、転職に関する意識調査の結果を発表した。調査は2月6日から2月15日にかけて、男女1000人を対象にインターネットで行った。
6人に1人が“副業・アルバイト経験あり”
「社会人になってから、副業やアルバイトをしたことがあるか?」という問いに「ある」と回答したのは17%。6人に1人は副収入を得た経験があることが分かる。
この結果を本業の仕事で得ている年収の満足度別に見ると、年収に満足している人は12.8%、満足していない人の20.8%が副業を行った経験があった。それほど大きな差異がないことについて、DODAでは「社会人になってからの副業やアルバイトは、現在の収入を補うというよりは、一時的な臨時収入や、趣味やスキルを活かして活躍の場を広げることが主な目的」と分析している。
副業とはいっても、単発バイトが多い
行った副業やアルバイトは「単発アルバイト」「補助要因」「自営業の友人の手伝い」「学生時代に行っていたバイト先のヘルプ」など、一時的なものが多い。その他には「アーティスト」「雑誌への文章掲載」「ネットオークション」といった趣味を生かした仕事や、「プログラミング」「ITインストラクター」など、知識を生かした仕事をしている人もいる。
関連記事
- 転職者の不満はやっぱりアレ
厚生労働省の調査では、情報通信業への転職者は14産業中10番目だった。転職の満足度では「仕事の内容」がトップ、それでは不満は……? - ビジネスシーンで気になる法律問題:転職で守るべき義務とは――競業避止義務って知ってる?
実力を認められてヘッドハンティングの話がくるのはうれしいものだ。いろいろな意味でチャンスでもある。しかし企業機密を不正に持ち出すのは御法度だ。また「ライバル会社に転職しない」と誓約書に一筆入れさせられる場合もある。 - 調査記事バックナンバー一覧
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.