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自分一人で進めている仕事を油断せずにやり抜くには【問題編】シゴトハック研究所

例えば映画の最終日を仕事の締め切り日として、仕事が終わったら、ご褒美として映画を観に行く。そんな「負の罰」を設定して試してみたタカフミ君ですが……。

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    マンガ:ふじたきりん

 マサヨシ課長から「負の罰」というペナルティを設定することを勧められたタカフミ君(12月7日の記事参照)。さっそく自分なりの「負の罰」を決めてやってみたようですが……。

タカフミ君 なるほど、受けられるはずのメリットをリスクにさらせばいいわけか。よし、アレを「負の罰」にしてやってみよう!

マサヨシ課長 ウム、何か思い当たるものがあるのだな。

タカフミ君 ハイ、今日はこれでがんばってみます!

 翌日。

マサヨシ課長 で、昨日はどうだったのかね?

タカフミ君 いやぁ、ダメでした……。「受けられるはずのメリット」がそもそもあまり魅力的じゃなかったのかもしれません。

マサヨシ課長 途中であっさり諦めたとか?

タカフミ君 そうですねー。ダメで元々、と思っていたフシがあります。

マサヨシ課長 ちなみに、どんな「負の罰」を用意したんだい?

タカフミ君 大学の同級生がイラストレータをやってるんですが、彼女が銀座で個展を開くというので、その最終日に顔を出そうと思いまして……。で、ちょうど昨日が最終日だったので何とか駆けつけようと思ってたんです。夜7時までしかやってないからちょっと残業したらアウトじゃないですか。

マサヨシ課長 ウム、申し分のない「負の罰」だと思うが…。

ヒロシ主任 タカフミ君、本当にその個展に行きたかったの?

タカフミ君 もちろん、行きたかったですよ!

マサヨシ課長 でも、行けなかった。

タカフミ君 ふと気づいたら7時半だったんです。

マサヨシ課長 時計を見ていなかったのかね?

タカフミ君 うーん、見てましたけど、「まだ大丈夫だろう」と思った瞬間は何度かありましたね。

マサヨシ課長 つまり時間は気にしていたが、油断をしていた、ということかな。

タカフミ君 えぇ、まさに油断をしていました……。

マサヨシ課長 そうしたら、油断ができないようなやり方を導入するしかないな。

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